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2話 ページ21

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[風紀タワー]



ナユ「あなた達が行っていた危険な研究の内容は、風紀委員が管理します


データストレージのパスワードを言いなさい」



ナユはY研のメンバーを捕らえて、クマ子に質問をする



クマ子「それは…言えない」




ナユ「…いいわ、回りくどい聞き方はやめる……



ずばり!YSPウォッチの設計図は何処にあるの?」




ナユはYSPウォッチのことを口にして、クマ子の事を指をさす



クマ子「!!」




____





(過去の回想)



えんら《いい?あなた達には、人類の未来がかかっている》



クマ子《でも、ウチらは優れた才能を持っていると言っても、まだ子供ですよ?



世の中には、もっと凄い大人の研究者が沢山居る筈です。何故、そこまでウチらに期待するんですか?》




えんら《妖怪の力は、大人に扱う事が出来ないの》



クマ子《えっ?》




えんら《今では失われた存在"妖怪"……


かつて、人間以上の大きなパワーを持つ存在だった。



その力を完全復活させる事が出来れば、侵略者に対抗し得る手段になる》




えんら《だけど、妖怪は普通の大人には見えないのよ


ましてや頭の固い科学者達には、存在を認識する事すら出来ないでしょう。



その力を操るガジェットを作れる者がいるとすれば、あなた達の様な子供の科学者》



クマ子《!》




えんら《この事は決して知られてはいけない……どんな事があっても》



クマ子《……》




____





結局、クマ子は何も言わず



クマ子以外のY研メンバーは風紀タワーに残されたまま、監視され




クマ子はナユ達によって、山岳の頂上まで歩かされていた




____






気配を消しながら待っている私の目に、クマ子先輩とナユさん達が映った



『いた…!』




私は木の影に隠れながら、じっと見つめてそう言う





実はジンペイ君達に"次のYサークルに行こう"と誘われたのだが、



用事があると嘘を言って、ずっとこの場所で待っていたのだ




理由は簡単、そろそろ動くと思っていた風紀委員の事を監視するためである




本音を言うと、ブルポンの登場シーンを見たかったが…←




『(ナユたん、かわいい……)』←



こんな状況の中で、私はナユさんを見て呑気にそう思った




_____





そんな中……




ラント「クマ子……」



遠くの木の陰では、後を付けていたラント君の姿が見えた




_____



クマ子「ラント君…」

3話→←1話   フトッチョはイケメンを好きになってはダメですか?



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設定タグ:妖怪学園Y , 妖怪ウォッチ , 愛され・転生   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:スタースト | 作成日時:2021年10月6日 3時

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