転生愛され少女とワイワイ日記 Part3【妖怪学園Y】【Nとの遭遇】

8話 ページ41

____




NOside



キンヤ《ムフッ、ムフフ♡エヘヘヘヘッ》


エマ《パパ！》ｶﾞﾁｬｯ



学園長がモモコちゃんの写真集を見ていると、



なんと、エマが学園長室に入ってきたのだ！




キンヤ《んなぁぁあ！？！》



学園長が慌ててモモコちゃんの写真集を閉じようとした所に、


ビンキチが学園長と遊ぼうと学園長の元に跳ぶが…




ビンキチ《ゲロゲーロ！ゲロゲーロ！g＿＿》



運悪く……ぷちっと、ビンキチは本に潰されてしまったのだ←




NOside終了




____




その話を聞いたみんなは引いていて、


あのジンペイ君も顔が青い←



「「「「「えぇぇぇ……；」」」」」


ジンペイ「成程…；」



『嘘〜……；』


翼夜「そうなんですか……；」



私と翼夜さんもこの話を聞いて、顔を青くして引いていた



エマ「パパ酷い！なんて事を！」




ジンペイ「それで写真集にビンキチの霊が宿った訳か」



マタロウ「だから捨てても何度も戻って来たんだね…；」


翼夜「なるほど…；」



この騒動の原因を理解して、翼夜さんは少し顔を青くしたまま頷いた




キンヤ「そんな…！私は…私は何て事をしてしまったのだ……！



謝っても謝りきれない……どう償えばいいのだ…！」ｶﾞｸﾘ



だが、そんな落ち込む学園長を慰めるようにビンキチが話しかけた



ビンキチ「償いなんて要らないゲロ


おいらはもう、カエルの寿命をとっくに過ぎていて、いつ死んでも可笑しくなかったんだゲロ



だから、キンヤの事をこれっぽっちも恨んでなんかいないゲロ


…ただ、どうしても一言お礼が言いたくて」




私は横を向くと、隣にいたエマちゃんは目に涙を浮かべていた



学園長は俯いていた顔をゆっくりと上げ、その目に涙を滲ませている



キンヤ「ビンキチ…！お前と言う奴は……」



ビンキチ「キンヤ、助けてくれてありがとう。飼ってくれて、ありがとう！


学園長室で過ごした日々は、絶対に忘れないゲロ！


これでお別れだけど、いつまでも元気でね！」




ビンキチ「…さようなら……！」ﾆｺｯ



そしてビンキチは、キラキラと結晶となり、消えていった




キンヤ「ビンキチ！お前と出会えて本当によかった！ ありがとう！」




光の結晶は妖気へと変わり、


ジンペイ君のウォッチに吸い込まれていき、3枚のメダルが宙に浮いた

9話→←7話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す