7話 ページ27
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私達はPD700Rカスタムを茂みに隠れさせ、周りを確認する
フブキ「……逃げ切れたみたいね…」
『私が感知できる範囲は人の気配は感じられないよ!』
PD700Rカスタムは私達の元に歩み寄ってきた
フブキ「?…どうしたの?」
そしてPD700Rカスタムは私達に向かって、頭を下げる仕草をしている
『もしかして、私達を巻き込んじゃって、悪いと思ってるの?』
PD700R「コクン」
『全然大丈夫だよ!』
PD700R「……?」
フブキ「そうよ!
……私ね、小さい頃からメカが大好きなの
だってメカって、人間と違って嘘つかないでしょ?
とても純粋な存在で、私の心を救ってくれた……」
『………』
PD700Rカスタムにそう話すフブキちゃんを黙って見つめている私
フブキ「だから、メカの為なら何でも出来ちゃう!」ニコ
『フフッ…なんかフブキちゃんの本心を聞けたみたいで少し嬉しいな』
フブキ「えっ?」
キョトンとするフブキちゃんに向けて、私は笑みを浮かべてこう言った
『フブキちゃんは、心の底からメカやロボを愛しているかが解った気がする!』
フブキ「A……/////」
そんな私を見て。フブキちゃんは顔を赤らめていた
そして、フブキちゃんはPD700Rカスタムの方を向く
フブキ「あのさ、あなたの事"パワちゃん"って呼んでもいい?
PD700Rカスタムって、ちょっと噛みそうだし…」
『確かにそうだね。私も良いと思う!』
フブキちゃんと私はそう言うと、パワちゃんはコクッと頷いた
フブキ「やった!ありがとう、パワちゃん!」
『じゃあ、次はあっちの方に逃げよっか!』
そう言って私は、砂漠エリアの方角を指差した
フブキ「そうね!砂漠なら、生身の人間は追って来れないでしょ!」
すると、パワちゃんは私達を指差した
フブキ「えっ?」
『ああ、私達?
それなら大丈夫!でしょ、フブキちゃん!』
フブキ「うん!」
そして、フブキちゃんはブロッケンクロックのメダルを、
私は翼夜さんのメダルを取り出す
フブキ「時は満ちたり!ブロッケン!」
『翼夜さん!あなたの力お借りします!』
ワーイ! カモンゴースト!
ウォッチから、ブロッケンクロックと翼夜さんが姿を現した
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アイスクリーム - とっても面白いかったです!ちゃんとギャグ?なども入れてて面白いかったです!これからも頑張ってください! (2021年9月20日 9時) (レス) id: 3c8d8e836b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スタースト | 作成日時:2021年9月20日 5時