転生愛され少女とワイワイ日記 Part2【妖怪学園Y】【Nとの遭遇】 (ページ6)

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3話ページ6

『えぇっ！？』

ジョージ「これを見てくれ」

ジョージさんはパソコンで、私とマタロウがゾンビの役者に襲われている所を早送りし、途中で止めて映像を拡大させると……

何と映画部が雇っていたゾンビ達とは違うゾンビが森の奥に映っていたのだ！

ジョージ「ここに役者は配置していなかったはずなんだ。しかも、ここだけじゃない」

更に画面には、軍隊の中にも何体かいたり、人々がゾンビの役者から逃げている中にも沢山いたのだ

ジンペイ「やけに映りたがりのゾンビだな」

ジョージ「映りたがり…？ハッ！

もしかしてこれは、Y学園七不思議の1つ、"映りたがりの友道君"では？」

マタロウ「友道君？」

『その可能性は高いよ……これを見て』

私はスマホの画像をみんなに見せる

『どうやら、友道君が映りこんだ映画は呪われてしまうと言われているらしいよ……』

ジョージ「確かに…この映画を撮り始めてから、主演俳優が次々とやめてしまう事態が起きている

最初の俳優は"部留雨須"君、続いて主演になった"首輪留津"君

今の主役、怒野ランボー君は3人目の主演俳優なんだよ」

マタロウ「そんな事が……」

ジンペイ「しっかし驚いたな

そんな濃いキャラの俳優が次々と見つかるとは…」←

マタロウ「驚くとこそこ！？；」

『(ジンペイ君、確かに私も思ったよ……；)』

私は半目になってジンペイ君を見ていると、ジョージさんのスマホから着信音が聞こえてくる

ジョージさんはスマホの画面を見て驚愕した

ジョージ「何！？；」

画面には、何と号泣しているランボー君の姿があり、下には"もうやめま～す！"と書いてある

ジョージ「ランボーまで……」

コマ「コマったことになりましたね……」

『これはマズイですよ……』

すると、ジョージさんは困り果てていると何かの考えを閃いたよう

　

ジョージ「そうだ！君達の誰かに、次の主演をやってもらおう！」

ジンペイ「主演！？」

すると、ジンペイ君とコマ君がまさしく宇宙映画のあれの格好をして、ビームサーベルを手に持つと

ジンペイ「マスター…俺に力を！」←

コマ「まだまだじゃな…！」←

ビームサーベルをぶつけ合って声を上げる←

マタロウ「そんな宇宙映画じゃないからッ！！」

『スタウォはやめぃ！；』

ジンペイ君にツッコんでいる私を無視して、ジョージさんは台本のページを捲り、ストーリー変更について考えていた