13話 ページ41
Yサークルの謎を解いた私は、みんなと別れて一人で歩いている
『フゥー、何とかなった……』
…そう、私は"記憶を消されてない"
実は、あからじめ記憶を消されてないように、体に特殊な妖気のガードを張っていたのだ
『いや〜、記憶を消されてなくて良かった〜』
ラント「____やはりな」
『……え?』
何故か、私の後ろに知っている声がしたので振り返ると……
ラント「まさか、お前も記憶を消されてないとはな」
『(⁉︎、えぇ!?ラント君ナンデ!?!;)』←
いつの間にかラント君が背後にいた事に気づき、私は驚愕のあまりに心の中の冷静さを失っていた
するとラント君は口をは開いて、こう話す
ラント「竜世A、
奴らのことを知ったからには私に協力しもらうぞ」
『!』
ラント「分かったな?これは"決定事項"だ」
ラント君は私の方を向きながら真剣な表情をし、私は彼の目を見つめながら口をゆっくりと開いた
『…分かった、協力するよ……
だってラント君、困ってるんでしょ?』ニャッ
そう言って私は目の前にいるラント君に向けて笑みを浮かべた
ラント「……私が困っているだと?」
『だって、奴らと戦うのに人手が足りないんでしょ?敵は強大そうだしね』
ラント「……」
話を続ける私を前にしているラント君は、黙ったまま前に立っている
『だから、私で良かったら…
力になるよ?』ニコッ
私は微笑みながらラント君の前に、スッ…と右手を出す
ラント「……フッ」
そしてラント君も片手を出し、私の右手を握ってくれた____
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作者名:スタースト | 作成日時:2021年9月4日 6時