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大行列!!茶李井のチョコレート工場 1話 ページ41

私は今、学園長室の中でジンペイ君、マタロウ君、コマ君、フブキちゃんといます



ジンペイ君に関しては眠そうな顔をしており、他のみんなはとても緊張している


何故こうなってるかって?それは…








学園長である"大王路キンヤ"さんが顔の前で手を組み、めっちゃシブい顔をしていたからだ



ジンペイ「なんか、すっげぇシブい顔してるな」



マタロウ「これ絶対怒られるでしょ……」


『ジンペイ君、またやらかした?』



ジンペイ「今日は何もしてないよ。授業中も大人しく寝てたし」


『(いやいや、寝ちゃだめでしょジンペイ君…)』



半目になりながら、私はジンペイ君の事を見つめる




急にキンヤさんが咳ばらいをして話し始めた





キンヤ「集まってもらったのは他でもない……


君達には、私の娘エマを救ってもらいたいのだ!」



フブキ「えッ?また!?」





キンヤさんの娘である"大王路エマちゃん"


実は前に怨霊"オヤノメ"に憑かれていたのです



ジンペイ「今度はどんな怨霊に憑りつかれたんだ?」




すると、キンヤさんは学園長室から学園シティを一望できる窓の下を覗き込んだ


続くように私達も覗き込むと、そこにはものすごい長さの行列が出来ていたのだ



マタロウ「なに、あの行列?」


コマ「すごく長いね。一体何なんだろう?」



『あれって…』






エマ「あれは、"フォーチュンビターブラック"を買うための行列です」


声に反応して振り向くと、そこにはエマちゃんがいた



キンヤ「エマ〜!」


その途端、態度が変わったキンヤさん



キンヤ「来たのか〜!」


エマ「だって、やっぱり自分でちゃんとお願いしないといけないかなって…」




すると、滝の如く大量の涙を流し、感動するキンヤさん


キンヤ「なんとできた子じゃ!」



『(学園長はエマちゃんが大好きだな〜)』



私はこの光景を前にしてそんな事を考える





ジンペイ「なぁ、そのフォーチュンビターブラックって何だ?」



エマ「あ…学園七不思議の1つ、"未来を予知するチョコレート"です///」



マタロウ「学園七不思議!?」


マタロウ君は学園七不思議という言葉に、大きく反応する





エマ「学園内にある、"茶李井"の"チョコレートファクトリー"というお店のお菓子なんですが、中に占いが入っていて、


その占いが当たると女性との間で大流行しているんです」



『チョコレート……占い…』



エマちゃんの話を聞きながら、私は小さな声で呟いた

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設定タグ:妖怪学園Y , 妖怪ウォッチ , 愛され・転生   
作品ジャンル:アニメ
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レイ - 作者さん!初めましてレイと言う新人投稿者です!私この作品大好きです。一日に一回は見てますねw実は私、Y学園の小説書いていて参考にさせて頂いてます、ダメだったらすぐに止めます。これからも頑張ってください! (2022年3月28日 22時) (レス) id: f56a93123c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:スタースト | 作成日時:2021年8月26日 5時

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