13話 ページ30
コマ「そうだね……」
もうマタロウはこの学園からいなくなることを改めて感じとり、みんなは暗い気持ちになる
マタロウ「……じゃあ、行くね」
『……うん』
そしてマタロウはバッグを持ち上げ、車に乗る…
マタロウ「………」
…かと思いきや、マタロウは振り返ってAの元に駆けより……
そしてあの時のように、Aの唇にキスをした
『……え………?////』
マタロウ「またしても、いきなりでごめん…
でも、きっと大好きなAさんと会えるのはこれで最後だと思ったんだ………
だから僕のわがままを、今だけ許してくれないかなっ……!」
Aは顔を赤らめたまま、マタロウの事を見つめていると、優しく微笑みゆっくりと頷く
『うん、わかったよ』
マタロウ「……ありがとう」
Aにそれだけを言うと、マタロウはすぐに車内へ入り…
そのまま車はすぐに発進し、車の窓から顔を出す
マタロウ「さようならー!」
ジンペイ「マタロウー!」
マタロウ「みんな、ありがとうー!!」
涙を流しながら、マタロウは車内から顔を出し、みんなに向かって手を振る
ジンペイ「元気でなー!」
コマ「また会おうねー!」
『マタロウ君ー!私達は君の事をずっと待ってるからねー!!』
手を振りながらジンペイとA達は叫び、その声はマタロウにちゃんと届いていた
マタロウ「(……ありがとう、僕の仲間たち……!)」
涙を浮かべるマタロウの頭に浮かんだのはみんなとの思い出____
マタロウ「(怖いけど、かっこよくて可愛かったフブキさん
見かけによらず良い人で、常に熱いメラ先輩
女たらしに見えて、一途にAさんを追いかけてた、キュウビ先輩
クールだけど、実は熱いチアキ先輩
偉そうな見た目だけど、実は控えめな三又義先輩
出会ってから衝撃的な変化を遂げた、クウカ先輩
冷静沈着で、みんなに慕われていた、生徒会長のラントくん
いつも笑顔でみんなを支えてくれた、コマくん
僕にずっと元気をくれた、ジンペイくん
そして……誰にでも優しくて、みんなから愛されたAさん
みんな、僕の大切でかけがえのない友達だ)」
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ラーイカ - 自分は前までy学園にちょっと興味あったぐらいなんですけどこの神作品を見てy学園にとても興味が湧きました❗最期めっちゃ泣きました😭ありがとうございます‼ (2023年4月25日 18時) (レス) @page36 id: c40491354b (このIDを非表示/違反報告)
よーさく - ありがとうございます。こんな素晴らしい物語を書いてくれて🙏あなたは神だ!!!! (2023年4月16日 23時) (レス) @page36 id: c88dc708d6 (このIDを非表示/違反報告)
ねこまる - これまで見てきた夢小説の中でいっちばん大好きです!誰落ちとかもなくてさいこうすぎました!!!! (2023年3月29日 8時) (レス) @page36 id: 580960554b (このIDを非表示/違反報告)
甘雨 - 最高すぎてリピートしてます!番外編とかも書いてほしいです! (2022年8月11日 10時) (レス) @page35 id: 1fff0e47b3 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - 控えめに言って最高過ぎました。このお話をPart1から読んできて、軽く5回は泣きましたねハイ面白さと感動と…ほんっとにありがとうございました!!!読んでいる時間がとても楽しくて…原作の方でも思ったんですが、やはり終わりというのは寂しいものですね… (2022年3月8日 22時) (レス) @page36 id: 3be26313f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スタースト | 作成日時:2022年3月6日 2時