転生愛され少女とワイワイ日記 Part5【妖怪学園Y】【高等部編】[完結]

13話 ページ13

そしてジンペイとAはアースマンをコントロールして、テラオズマに向かって勢いよく走り出す！




ジンペイ【ライムーーー！！】



『【ライム君ーーー！！】』





【【【！！】】】



ラント【どうしたというのだ！？】






『【【ジョビアッチ！】】』




ﾄﾞｽｯ!!



二人はアースマンの右腕を、テラオズマのコアの中に突っ込んだ！！



テラオズマ「グォォォォォォ！！」



身体を貫かれた痛みに、テラオズマは吠える





ジンペイ【この手よ届け！】



『【お願い届いて！】』








『【【届いてくれぇぇぇぇ！！！】】』




アースマンの腕はコアの中に更に深く、潜り込んでいき…






そしてようやく、アースマンはライムを掴み


テラオズマの中から素早く引っこ抜くと、緑色の球体の中にいるライムを宙へ投げた





アースマン「ジュゥ……！」



アースマンは後ろに下がると、再び両手を三角形にかざし、光り輝くエネルギーを貯めていき……








アースマン「ジュビアッチ！！」




両手から過去最強の威力を誇るエネルギー砲、"ジョビアッチウム光線"が放たれ



その光線はテラオズマの体にあるコアに直撃！





テラオズマ「グオォァァアォォォォッ！！！」






ﾄﾞｫｫｫｫｫﾝ!!



光線を食らったテラオズマは断末魔を上げ、爆音と共に大爆発！！







____これでオズマとの戦いにも終止符が打たれたのだ







____







Aside



ゆっくりと落下していくライム君をアースマンは優しくキャッチし、そっと地面へ下ろす




アースマン「………ジュビアッチ！」



アースマンは少しだけ上を見上げると、空の彼方に飛び去って____







…いや、ただそれっぽくシャンプしただけだった←





するとアースマンの融合が解除され、みんなは元に戻り地上に降り立ち


最後にはジンペイ君とラント君、そして翼夜さんとエルゼちゃん、私が降り立った




……これで全員は無事に元に戻れた





マタロウ「飛び去っていかないんかい！！；」



マタロウ君は指を上に指したまま、ツッコミを入れると……





隣の私の方を向いて、半目になりながら私にある事を尋ねた




マタロウ「あと、Aさん…





さっきの"ご唱和ください"っていうやつは何だったの……？；」




『…………






(ヤバい…ウルトラ○ンZのセリフのパクリなんて言えない………；)』←



私は冷や汗をダラダラと流しながら、そう考えて目を背けた←

14話→←12話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す