転生愛され少女とワイワイ日記 Part4【妖怪学園Y】【高等部編】 (ページ29)

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壮絶　アトランティスの大決戦　1話ページ29

NOside

星が煌めくアトランティスの夜______

その遥か上空で、オーラを纏ったテラノーグが浮かんでいた

ライム【これが、超古代文明の力…

この力とAの最虹丸の力が合わされば……オズマに勝てる…！】

テラノーグは右の拳を突き出し、上を見上げる

その時に彼の頭にあったのは、Aの姿だった

ライム【A…

君の事は僕が必ず守る……！】

____

Aside

マタロウ「えぇっ！？

明日オズマと戦う！？」

ライム君とアマーナさんに呼び出されて、宮殿内に来ていた私とマタロウ君達は、ライム君の急な話を聞いて驚いた

フブキ「確かにタイムリミットは迫ってるけど……」

コマ「勝てるのかなぁ……？」

確かにあのオズマの力は強大だ。フブキちゃんとコマ君のように心配するのも無理もない

しかし、ライム君はすぐにこう告げた

ライム「迷っている暇はない」

『まぁ、確かに一刻も早く倒さないといけないしね………』

ノズチカ「ついに決戦の時が来たか……」

私は少し下を向いて呟くと、アマーナさんは台の上で私達にこう話した

アマーナ「テラノーグと最虹丸の誕生により、マザーがお示しになったオズマへの勝率は…

"30%"です」

ノズチカ「あの二人がいても30%…！？」

確率を耳にして愕然とするノズチカ先輩に、アマーナさんはこう話した

アマーナ「いいえ。これは今までにない、奇跡と言ってもいいほどの高確率です

希望は充分あると言えます」

ライム「不利な戦いかもしれないけど、やるしかない！」

ライム君は顔つきを険しくしてそう告げる

戦う覚悟を決めているライム君を見て、私はみんなに向かってこう話した

『うん……。ライム君と私が一緒に戦えばきっと何とかなる………！

みんなも一緒に戦おうよ！』

翼夜「フフッ、そう言うと思いましたよ」

エルゼ《まぁ、それでこそ私が知っているAよね！》

私の言葉を聞いた翼夜さんと、霊体のエルゼちゃんは微笑みながらそう言った

すると、みんなも私の方を向き、頷いて笑顔を見せる

ジンペイ「あぁ！俺たちでやろうぜ！」

マタロウ「みんなで戦えば、なんとかなるかもしれないしね！」

私の近くに来たジンペイ君とマタロウ君は笑顔でそう言った

そしてジンペイ君は私の隣で腕を天に突き出して声を上げる

ジンペイ「待ってろよ、オズマ！」