13話 ページ22
本校舎に放たれる隕石を命がけで止めたラント
ワイバーン・ハンター・ビヨンドに変身するA
マゼラに向かって飛んでいくハカイヤー
そして…爆発して消滅したマゼラの本体であるブラックホール
今までの過去の記憶が、みんなの中に入り込んでいったのだ
____
フドウライザーとスサノブレイダスの変身が解け、元に戻った豪万蛇は膝をつき頭をかかえる
豪万蛇「な、なんなんだ…何が起こったのだ……!?;」
膝をついた豪万蛇を見て、ラントは変身を解いて振り向いた
ラント「……玉田マタロウの何らかの力が、過去の記憶を見せたのか?」
マタロウ「えっ、僕、何をしたの?;」
自分でもよくわかっておらず、混乱しているマタロウは自分の掌を見つめていると……
突如、頭の中に懐かしい声が響いてきた
《______マタロウ》
マタロウ「…えっ、ティーダス……!?」
その声の主は、マタロウのかつての友_____ティーダスだった
ティーダス《これは、お前がいつか覚醒することを予測して私が残したメッセージだ》
驚くマタロウの前に、スゥゥ…とティーダスの姿が幻視される
ティーダス《よく聞くがいい。お前の中にある潜在能力は計り知れない
このメッセージを聞いているのなら、お前がその力に覚醒できたということだ》
マタロウ「これが、僕の力…!?」
ティーダスの声を耳に、マタロウは溢れるオーラが包む自分の手を見つめていた
豪万蛇「あの学園の混乱は、中等部のせいではなかったというのか……!?;」
目を見張った豪万蛇は立ち上がり、辺りを見回す
そこには疲れ果てた生徒たちが、その場に倒れ込んだり座り込んだりとしていた
豪万蛇「私は何をやっているのだ…誰よりも学園を愛していたはずなのに……!
学園を戦争の場にして品位を貶めているのは、むしろ私ではないか……!」
須佐野「会長にも見えたか?」
自分の過ちに気づき唖然とする豪万蛇に、須佐野が後ろから近づく
須佐野「中等部で起こる騒ぎも、ほとんどの場合、霊的存在が引き起こす案件を解決していたに過ぎなかったんだ」
豪万蛇「私たちは誤解していたのか……」
須佐野「とんでもない過ちを犯すところだったな」
豪万蛇「………ああ」
豪万蛇と須佐野が話していると、前からAが歩いてこちらに近づいてきた
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千鶴(プロフ) - 続きが気になりすぎるぅぅ(>罒<;//)早く続きを読みたいけど終わって欲しくない気持ちもある…。番外編とか日常とか読んでみたい。完結までずっと追いかけます!頑張ってください!!! (2022年2月23日 1時) (レス) @page49 id: a221853f3a (このIDを非表示/違反報告)
時間の止まったリス - 凄すぎるうううううううう!!! ここまで続けられている作者様が凄すぎて言葉が出ないです! 応援してます!!! (2022年2月11日 9時) (レス) @page9 id: d39a98933d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スタースト | 作成日時:2022年2月11日 4時