3話 ページ40
壁の向こうにいる、Aとフブキは____
『………なんか向こうが大変そうだけど…』
フブキ「まぁ、気にしなくても大丈夫よ！
(ざまぁみろ、赤猫野郎…！)」←
心配するAに笑顔で声をかけるフブキだが、心の中ではかなりゲスいことを考えていた←
その後、解放されたジンペイは涙を浮かべながら頭をさすり
ラントは何事もなかったかのようにぬらり師匠に話しかける
ラント「……それで、“策”というのは？」
ぬらり「方法はただひとつ
"イニシエ合体"だ」
"イニシエ合体"という言葉に、みんなが目を見開いた
チアキ「イニシエ合体って……」
ぬらり「アースウォーカーNOAの中にある新生妖魔界から
大きな力を持つ"古典妖怪"を引き出し、妖怪HEROの力とパワーを融合させるのだ
しかし、簡単にパワーアップできるものではない。さらなる説明は、"お前たちの先生"に任せよう」
ぬらりがみんなにそう言うと、頭と体をバスタオルで隠している人影が湯けむりの中から現れて、こちらに近づいていく
ジンペイ「もしかしてえんr______」
リュウスケ「えんら先生か！？///」←
鼻息を荒くしたリュウスケ、ジンペイが期待混じりの目でその人影を見つめていると、その姿が露わになる
「……うっふ〜ん♡」←
……その正体はえんら先生ではなく、臼見沢先生だった←
ジンペ・リュウ「「臼見沢先生ぇぇっ！？！」」←
思わずジンペイとリュウスケは口元を押さえて顔を青ざめた
女子みたいな格好の臼見沢に、ドン引きのみんなは思わず後ずさる
臼見沢「おほほほほ。"古典妖怪"についてはわたくしから説明させていただきます
"古典妖怪"というのは、いわば妖怪の大先輩、スーパースター！
誰もが知っている超有名な方々でぇ〜す！」←
コマ「先生、いつもよりテンション高い……；」
そう説明しながら、高めのテンションでくるくると回し出した臼見沢にコマが言った
『(まぁ、先生は古典の先輩たちの大ファンだからね……；)』
フブキ「A？」
Aは目を閉じながらそう考えていると、フブキはその姿を見て不思議そうな顔をした
臼見沢「古典妖怪の方々に認められて、その力を取り込むためには
皆さんの"力の器"を広げる必要があります」
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ゆたんぽ。(プロフ) - 一番最初から、読ませてもらっています。更新楽しみにしてます！ (2022年2月20日 8時) (
レス) @page34 id: 71cc2f4fd1 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - 初コメ失礼します。いつも楽しみに見ています！翼夜さんの秘密が遂に分かりそうで、面白い!! 無理のない範囲で、更新頑張ってください！応援してます！ (2022年2月10日 8時) (レス) @page37 id: 7a958e7a6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スタースト | 作成日時：2022年2月3日 3時
