4話 ページ41
メラ「力の器?」
コマ「つまり何をすればいいんですか?」
メラとコマが疑問を問いかけると、ぬらりが答えるために口を開いた
ぬらり「それは…
特訓だぁぁぁぁ!!」←
ぬらりはまたもや扇子を取り出し、"特訓"という文字を広げてみんなに見せた
マタロウ「やっぱり特訓〜……;」
ぬらり「あとは、お前たちが新たな力を手に入れたあと
それを受け入れるウォッチの問題だが……」
ラント「…ウォッチか……」
ラントが険しい表情で下を向いて呟くと、ぬらりはこう言った
ぬらり「心配は要らぬ。手は打ってある」
____
Aside
ジンペイ「はぁ〜、いい湯だったぜ!」
温泉から上がり浴衣に着替えた私達は、大広間に入った
マタロウ「Aさん、すごく浴衣似合ってるよ!」
『そ、そうかな?』
私は少し濡れた髪に手を当てて、照れくさそうに微笑む
コマ「僕も、似合っていると思うよ!」
ジンペイ「というか、Aはどんな姿でも似合うよな!」
コマ君とジンペイ君は、私を見つめながら笑みを浮かべてそう言う
『褒めてくれて、ありがとね♪
あっ!』
私は笑顔でそう言うと、ふと前を見て驚き声を上げた
私の声に、コマ君とマタロウ君も目を向けると…
コマ「あっ、クウカ先輩!」
クウカ「みんな」
そこには、ピンクの浴衣を身に纏ったクウカ先輩が正座で待っていたのだ
クウカ先輩はニッコリと笑みを浮かべて手を振る
マタロウ「わー!浴衣姿もかわいい〜!///」
デレーッとした顔でマタロウ君がクウカ先輩に近づく
すると顔を横に向けたクウカ先輩の目に、私の姿が写り……
クウカ「あ!Aちゃん!!
パシャ、パシャ、パシャ!←シャッター音
ヨシ!!」←
『いや、何してんですか;』
クウカ先輩は一瞬でスマホを取り出し、連続で写真を取ると満足そうな笑顔を見せる←
そのクウカ先輩に対して、私は少し呆気にとられた声でそう言った
同じく呆気に取られていたマタロウ君は、私の前に出てクウカ先輩に問いかけた
マタロウ「………;
…それでクウカ先輩、なんでここに?」
クウカ「あっ、そ、そうだったよね!/////
……実は」
ハッとしてクウカ先輩は急いで本題に入り、浴衣の袖から何かの"ウォッチ"を取り出す
そのウォッチは、ライム君や高等部の先輩達がつけていた____
『魔神ウォッチ!?』
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ゆたんぽ。(プロフ) - 一番最初から、読ませてもらっています。更新楽しみにしてます! (2022年2月20日 8時) (レス) @page34 id: 71cc2f4fd1 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - 初コメ失礼します。いつも楽しみに見ています!翼夜さんの秘密が遂に分かりそうで、面白い!! 無理のない範囲で、更新頑張ってください!応援してます! (2022年2月10日 8時) (レス) @page37 id: 7a958e7a6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スタースト | 作成日時:2022年2月3日 3時