10話 ページ10
ノズチカ「高等部が実在していたとはな」
チアキ「話には聞いてたけど、高等部がどこにあんのかも分からなかったっしょ」
コマ「高等部の存在は、危うく都市伝説化する寸前だったよね!」
みんなが色々言い合っている、その直後______
ドォォォンッ!!
外の方から爆発音が聞こえ、校舎が揺れた
コマ「なに!?」
『うわっ!』
ライム「A!」
倒れそうになった私をライム君は優しく支えて助けてれた
私はすぐに窓の外を確認すると、そこでは砂煙と黒煙が立ち昇っていて____
そこから現れたのは、真っ赤で所々黒い身体を持つ猫型の怪物が浮かんでいる
?「ギッギッギ……」
この怪物の奇妙な笑い方にはどこかで聞いたような感じがした
?「やぁ〜っとカラダも大きくにゃって出られるようににゃったから、ちょっと遊んでやるぜ……♪」
その怪物の名は"ミューゼ"
ミューゼは「ばぁーんっ!」と掌を校舎に向けると、そこから真っ赤なビームを発射して校舎を破壊している
ジンペイ「なんだアレ!?」
チアキ「アレは……っ、まさか……!」
ミューゼ「ギッギッギッギ……♪」
ミューゼは再び不気味な笑い声を口から発していた
近くの地面が破壊された校舎を見下ろし、ミューゼは再度不気味に笑っている
ミューゼ「ギッギッギ……いっぺんに壊すのはもったいない
ここから少しずつ狙い撃ちにしていくぜ……!」
愉快そうに声をあげ、ミューゼは「ひと〜つ!」と指から赤い光線を放ち、近くの建物を吹き飛ばした
ジンペイ「アイツがやったのか!?」
『あの雰囲気って……マゼラ!?;』
私は驚愕して口を開くと、そこにラント君がやってくる
ラント「マゼラは消滅したはずだ。まだ終わっていなかったというのか……!」
チアキ「残念ながら、そうみたいだね...」
ノズチカ「感じる気はマゼラのソレに近い...!」
ミューゼを睨んでいるラント君の近くで、チアキ君とノズチカ先輩が緊張感を持った声で呟いた
すると突然、ジンペイ君の左耳のイヤーカフからピーッ!ピーッ!と音が鳴り響く
ジンペイ「えんら先生?」
えんら《すぐに学園長室にきて》
ジンペイ「でも、このままじゃアイツが……!」
えんら《その周辺の生徒の避難は終わっているわ
今は作戦を練ることが先決よ。すぐに来て》
ジンペイ「イエッサー!」
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耳黒パンダ - 高等部編!待ってました! (2022年2月19日 20時) (レス) id: 7e5314f463 (このIDを非表示/違反報告)
時間の止まったリス - 楽しみにしておりました! めちゃくちゃ嬉しいです(嬉しすぎて語彙力がどっかいきました(´∀`*))! (2022年1月26日 6時) (レス) id: d39a98933d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スタースト | 作成日時:2022年1月26日 3時