5話 ページ46
私とエルゼちゃんがそんな事を話している間、みんなは____
コマ「(どいつもコイツも、僕のAちゃんにベタベタと……)」←
フブキ「なんか、ロケランを使いたくなっちゃった☆」←黒笑
ジンペイ「クッソー!こうなったら、アイツらまとめて妖拳赤ゲンコツを……!!」←
マタロウ「いや、絶対にそれだけはやめてね!?;」
3人共、高等部の先輩達を睨んでドス黒いオーラを放ち、マタロウ君は慌ててみんなを止めていた←
____
数分歩いていくと、目の前に整った広い庭が見えてきて、
そこでは草木があちこちに生え、休憩のための傘も設置されており、奥には光に反射してきらきらと輝く滝が流れている
コマ「わぁ〜……!」
『すてきなお庭……!』
フブキ「ここはのどかな雰囲気ね!」
ジンペイ「ん?あのでっかい城みたいなのはなんだ?」
私達が綺麗に手入れされた庭を眺めていると、ジンペイ君は遠くにそびえ立つ城のような建物を眺めている
ラント「気を引き締めろ。あれが高等部の“本校舎”だ」
マタロウ「あれが、校舎……?!」
ラント「おそらく、豪万蛇会長もあそこにいるはず」
目の前にそびえ立つ立派な城のような本校舎を、私達が真剣な表情で見上げていた
ジンペイ「よし、そうと決まれば……
みんなで記念撮影だ!」←
『相変わらずだね、ジンペイ君……;』
ジンペイ君は真剣な表情から打って変わり、笑顔を浮かべて場違いな言葉を発した
私はそれを聞いて少し呆れてしまう
____
マタロウ「じゃあ撮るよー!」
早速、マタロウ君はスマホのカメラ画面をみんなに向けて撮影の準備をする
…だけど、私達の所からラント君が離れていることに気づく
マタロウ「ラントくんは入らないの?」
ラント「遊びに来てるわけじゃない。私は一旦宿に行き、今後のことを考える」
ラント君はそう言い残し、背を向けてそのまま去って行ってしまった
ジンペイ「ノリが悪いな〜、会長」
マタロウ「むしろラントくんが普通なんだけどね……;」
『まあ確かに考えてみれば、私達だけ旅行気分だよね………;』
マタロウ君と私が苦笑した時、フブキちゃんがある提案を私達にする
フブキ「そしたら一旦自由時間にしない?
私は高等部の中をいろいろ見て回りたいし!」
80人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
耳黒パンダ - 高等部編!待ってました! (2022年2月19日 20時) (レス) id: 7e5314f463 (このIDを非表示/違反報告)
時間の止まったリス - 楽しみにしておりました! めちゃくちゃ嬉しいです(嬉しすぎて語彙力がどっかいきました(´∀`*))! (2022年1月26日 6時) (レス) id: d39a98933d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:スタースト | 作成日時:2022年1月26日 3時