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8話 ページ30

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キンヤ「なんて事だ、このままではマタロウ君が…!


彼が助かる方法は無いのか……!?」



エンマダイ「無くはない、だがそれは……





彼ら自身が見つけ出す"答え"なのだ」






____






[マタロウの過去の回想]




マタロウ《じいちゃん、僕は何で弱いの……?》



おじいちゃん《マタロウが弱いと誰が言った?》



マタロウ《だって弱いもん、喧嘩したって勝てないし……


僕ももっと強くなりたいな、ヒーローみたいな強い人に……》




おじいちゃん《ハハハハ、マタロウ


強い人というのは喧嘩が強い者の事ではない》


マタロウ《えっ?》




おじいちゃん《"ここぞという時に勇気を振り絞って立ち向かえる者"の事だ



それがじいちゃんがお前になってほしい強い人だ》




マタロウ《……!》






____







マタロウ君は上空にあるマゼラの本体を見上げて、私達に話しかける



マタロウ「僕はなるんだ、ここぞという時に勇気を振り絞って立ち向かえる強い人に


それが僕がずっと憧れてたヒーローだから




だからみんな、僕のわがままを聞いてほしい!!」



『マタロウ君………!』


その言葉を聞いて、私の目からは涙が溢れて止まらない




すると、マタロウ君は私の所に歩いて近づき………











『…………えっ……/////』




私の唇に優しくキスをした



顔が少し赤いマタロウ君は、ゆっくりと口を開く




マタロウ「最後だから言うね……





僕は……ずっと、Aさんのこと好きだった……!/////」





『っ………!マタロウ君!!!』




ギュッ!!



その言葉を聞いた瞬間、私は我慢できなくなり、涙を流しながらマタロウ君の身体に抱きついた



『マタロウ君……マタロウくんっ………!!』





ジンペイ「っ……マタロウ……マタロウーー!!!」



ギュッ!!



ジンペイ君もマタロウ君の名前を何度も連呼し、涙を流しながら私の身体ごと抱きつく


みんなも涙を流したり、目を閉じて俯いたりなど悲しんでいる





マタロウ「みんなしっかりしてよ!」



マタロウ君は大きな声で私達を元気づけるために話した



「「「「!!」」」」



マタロウ「今まで諦めずに戦ってきたじゃないか、僕も最後まで諦めない!」




無理して笑顔を見せているマタロウ君の言葉を聞いて


私とジンペイ君の目から更に涙が溢れていく

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設定タグ:妖怪学園Y , 妖怪ウォッチ , 愛され・転生   
作品ジャンル:アニメ
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広美(プロフ) - 高等部編もファイト! (2022年1月25日 16時) (レス) @page40 id: 0cc0a994b7 (このIDを非表示/違反報告)
時間の止まったリス - ついに高等部に…!夢主ちゃんやキャラのこれからが楽しみです!主も学園yめっちゃ好きなので、応援してます! (2022年1月25日 6時) (レス) @page40 id: d39a98933d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:スタースト | 作成日時:2022年1月18日 3時

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