転生愛され少女とワイワイ日記 Part13 【妖怪学園Y】【Nとの遭遇】[完結]

２話 ページ24

ラストティーダイン「だがこれまでだ！」



『この戦い、私達の勝ちだよ！』



ディープシャドウ「覚悟しろ！」



HERO達、4人に囲まれたマゼラボルト


完全に形勢は逆転してしまった




マゼラボルト「たしかに少々分が悪いようだ





ならば………」





マゼラボルトは空高く飛び、指から光線を発射する



ブラックキャット「ん？」




光線はブラックキャットの横を通って、校庭の地面に当たって貫通した



攻撃は外れたのだろうか……？




ディープシャドウ「！？」


ブラックキャット「何処に向かって撃ってる？」



『(今の攻撃………もしかして、ブラックキャットじゃなくて校庭の所を狙ったの……？




でも何で？)』



前世の事をはっきり覚えていないAはマゼラの狙いには気づけなかった




マゼラボルト「ギッギッギッ……


"ミッションコンプリート"」






ブラックキャット「さぁ、終わらせるよ♪」



マゼラボルトと決着をつけるために、HERO達も最後の攻撃に入ろうとする




ブラックキャットはウォッチをつけている左腕を己の胸に当てた





ブラックキャット「俺の中に居る皆の衆


お前達のちっぽけな妖怪パワー、少しの間俺に貸してくれ」






ブラックキャットは己の中の妖魔界から、妖力を受け取り


身体から青いオーラが溢れ、身体を覆った



ブラックキャット「来たぜ、ジンジンとなぁ……！」







ラストティーダイン「戦士達よ！」



「「「！！」」」


宙に浮いているラストティーダインはみんなに呼びかける




ラストティーダイン「君達の力を僕に集めるんだ！！



一人の力は小さくとも全員の力を集約し大きな力とする！！」



呼びかけを聞いて、みんなはウォッチを構えてベゼルを回す！



「「「変身！！」」」





全員一斉にHEROに変身して、皆の力をラストティーダインに集める



「「「ハァァァアッ！！！」」」






ラストティーダイン「ティィィイッ！！！」



みんなから力を受け取ったラストティーダインの身体は紫に輝き、"T"のポーズを取った！








ディープシャドウ「A！私の力をお前に預ける！！」


『ラント君………！』



ディープシャドウはワイバーン・ハンターの手を握ると、妖力を彼女の中に流し込んだ




ディープシャドウ「私達で終わらせるぞ、全ての戦いを！！」



『うん！！』






ワイバーン・ハンターは、純白のオーラを纏ってワイバーンソードを構える！

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