7話 ページ40
ミケッティオは私に指を差して、こう言ったが
私は隣にいたジンペイ君の方に話しかけていた
『私達でお立ち台の設計図を作るから、
ジンペイ君達は資材を集めるだけ集めてきて欲しいんだけど大丈夫?』
ジンペイ「おう!任せておけ!!」
隣の翼夜さんはエルゼちゃんに話しかけている
翼夜「私たち3人で設計図を完成させましょう」
エルゼ《うん、一緒に頑張りましょうね!》
私達の態度にミケッティオは大激怒
ミケッティオ「おい!てめえら無視か!?この俺様を無視するな!!」
私はミケッティオの叫び声を耳の中に入れることもなく、
翼夜さんとエルゼちゃんの3人で相談しながら設計図を書き始めた
ミケッティオの額から"ブチィ!"と縄が千切れるような音がする
ミケッティオ「ぐぬぬぬッ……!調子に乗りやがって!まずはお前から死ね!!」
そう言ってミケッティオは鋭い爪を向けて、私に向かって走り出すが…
翼夜「あ、足が前に」← 棒読み
翼夜さんはワザとミケッティオの脚の前に右脚を出し、
ミケッティオは翼夜さんの脚に引っかかって、そのままぶっ飛んでいく←
ミケッティオ「ガァァァァアっ!!;」
ドッシャ〜ン!と言う音を立てて、顔面を地面にたたきつけてしまった←
エルゼ《中々、騒がしい作業になりそうね》
『うん』
____
NOside
[体育倉庫ソシアルクラブ]
倉庫の中にいるラントの前には、ドラムを構えているノズチカと、ギターを手に持っているチアキがいた
ラント「復興フェスティバルのオープニング演奏、頼んだぞ」
ノズチカ「ああっ、任せてくれ」
チアキ「どデカい爆音で届けてやるっしょ。どっかで聴いていやがるN星人共に」
ラントの頼みに、チアキはギターをギュイーンと鳴らしながら意気込んでいる
ラントは何かを思ったのか、ふとチアキに訊ねる
ラント「……お前、まだ復讐にかられているのか?」
チアキ「ん?」
ラント「私も以前はそうだった。だが今は違う」
ノズチカ「じゃあお前は何のために戦う?」
ノズチカの問いにラントはこう話す
ラント「私は……“大切なもの”を守る為に戦いたい
"アイツ"といたらそう思えるようになった。アイツは不思議な奴だ」
ラントの脳裏に浮かんだのは、自分に笑顔を向ける"A"の姿だった
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ブラウンクリーム - 設定集から全部一気読みしました。とても面白いです!夢主ちゃん…可愛い(真顔 後評価もしておきました!これからも無理しないで頑張ってください! (2022年1月3日 19時) (レス) id: 37b06201c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スタースト | 作成日時:2021年12月25日 3時