5話 ページ36
ナインテイル「紫の舞!はあっ!!」
ナインテイルは十八番の技を使い、
空中で華麗なターンを決め、ハスキアンに回し蹴りを決めようとする
しかし、ハスキアンは余裕の表情で、その蹴りを一瞬で躱されてしまう
ナインテイル「なっ?!;」
そして、お返しの蹴りがナインテイルの顎に炸裂した!
ナインテイル「がァっ…
そんな…バカな……!;」
攻撃で体のバランスを崩している隙に、
背後からハスキアンの攻撃を喰らった
ナインテイル「ぐあっ!!」
まともに受け、地面に倒れ込んでしまうナインテイル
ナインテイルの機動力はかなり高いはずだが、ハスキアンは更にその上をいくようだ
ハスキアン「速さが足りないよ。速さが」
____
エルゼ「ふふ〰〰ん…♪
みんな頑張ってね〰♪」
エルゼメキアちゃんは木の枝に腰かけ、呑気に鼻歌を口遊みながら戦いの光景を眺めていた
____その時、エルゼメキアちゃんが腰かけてる枝の根元を
ヨーヨーが勢いよく回転しながらぶった切る
バキンッッ!!
エルゼ「わっ!!」
不意打ち攻撃に、エルゼメキアは目を真ん丸にして地面に真っ逆さまに落ちるが、宙に浮いて激突を防いだ
そしてエルゼメキアちゃんは、攻撃してきたアースウォーカーと私を睨み付ける
エルゼ「ねえ、いきなりなにすんのよ____」
怒りの声を上げようとしたが、アースウォーカーの頭に乗っかっている者に、エルゼメキアちゃんは驚愕
エルゼ「えっ?…なにそれ!?
なんで頭にラビットたん乗せてるの!?」
エルゼメキアちゃんの言う通り、何故かアースウォーカーの頭には、ウー助が乗っかっていたのだ!
『えっ!ウー助いつの間に!?;』
驚いた私はマタロウ君の方に振り向くと、マタロウ君の腕の中には、やっぱりウー助の姿は無かった
ウォーカー「なんか知らねーけど、さっきから離れないんだよねぇ」
『そ、そうなの……?;』
アースウォーカー自身も、ウー助がなぜ自分から離れようとしないのか分からないらしい
エルゼ「でもきゃわゆいから…
それ、欲しいなっ♪」
ウー助を手に入れるためにか、
エルゼメキアちゃんはアースウォーカーに目掛けてステッキを振り下ろす
ガンッ!!
しかし、それを私は右手で握っている刀でクールに受け止める
そして、私はエルゼメキアちゃんを睨んで口を開いた
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作者名:スタースト | 作成日時:2021年12月8日 3時