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タイトル ページ1

『カ、カラ松!』



 



朝の占いは一位、


雑誌の今月の占いも一番良かった、


オマケに今のところ学校のテストはずっと一番、



ずっと『一番』だもん。


告るチャンスは今しかないよね?



 



「おはようAさん、今日早いね。どうかしたのか?」



 



カラ松が一番に登校する事は誰よりも早くサーチ済み


だから今日はカラ松より早く、一番始めに登校した。



絶対いけるよね?うん、いけるさ!



 



『あっ、あのさ!』



 



「うん?」



 



あっ、待ってそんな顔反則。緊張してきた、ヤバい。



 



『好き!!…ナンダケド。

付き合って!!…クダサイ。』



 



あーもう本当無理、詰んだ。
人生おわた、グッバイ


怖すぎて反射的に目を瞑っていた

おそるおそる目をあける



 



『カ、カラ松?』



 



「…あ、いや何もない。」



 



何もなくないんだよバカ野郎!!好きだ!!



 



『へ、返事は…?』



 



一番の大事な所

てか振られた時の事考えてなかった。


振られたら、どうしよう、。



 



「Aさんは、俺の事が『好き』なんだな?」



 



『そうだけど、!何回も言わせんなよ』



 



「ふーん。じゃあ



今日から俺達、『ライバル』だな。」



 



…………………。



え?


疲れてるのカナ??うん、キットソーダ!



 



『ど、どういう意味?』



 



「だから、今日から俺達、『ライバル』だな

ってそのままの意味だ。


どうした?疲れてるのか?」



 



『疲れてるのはお前だよ!


普通ここは「はい」か「いいえ」かのどっちかだし!


「ライバル」とか意味分かんないから!』



 



つい、本音が溢れまくる


緊張?んなもんどっか行ったわ。



 



『「ライバル」って!?


何!?嫌がらせ!?陰湿だなオイ!!

Aちゃん泣いちゃう!!


そんでもって私は「ライバル」より「恋人」になりたい!!


私はカラ松が一番好き!!

カラ松は誰が一番好きなの!?』



 



ハァハァ、と息がもたなくなる


何だよこのヤロー。

何だよライバルって。


こっちの気も知らないで何ポカーンってしてるんだよ。


くそぅ、好き



カラ松はいつもの口調で



 



「俺が一番好きなのは


『俺』だけど、。」



 



と言った。



 



 



 



 



【貴方の一番になりたいんです。】

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作者名:キヤラメル | 作成日時:2019年10月20日 19時

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