に〈入間side 2〉 ページ4
ｲﾙﾏ「バクって、あの、黒と白の動物だよね？」
ｻﾘﾊﾞﾝ「そう。バクは、悪夢を食べると言われている動物なんだけど、彼女が獏の家系でね。あの子が小さい頃、訳あって私のところに来たんだけど……。」
僕と同じ感じなのか。
彼女はどんな理由だったんだろう。
ｲﾙﾏ「おじいちゃん家にきてから、ずっと部屋で寝ているの？」
ｻﾘﾊﾞﾝ「いや、最初はそんなことなかったんだけど。数年前くらいから、突然。気づいたらずっとこんな感じ。」
ね、オペラ、とおじいちゃんがオペラさんの方を向くと「はい」と頷いた。
ｻﾘﾊﾞﾝ「まぁ……無理に外に出しても、意味ないからね。本で調べても獏についてほとんど書かれていなくて。彼女がそうしたいならそうしてあげようって感じだったかな。」
そこまで言って、ふぅ、と息をつくと、オペラさんがさっき入れた魔茶をすすった。
僕もつられてすっかり冷めきった残りの魔茶を飲み干す。
人間も大変だけど、魔界の住民もランク付けされたり、家系で自分のランクが全て決まっていたり、
結局、どちらも大変なんだな。と、空になったカップを見つめていた。
・
無理飽きた
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ぐりんてぃ(プロフ) - ほしぽんさん» コメントありがとうございます…！一応自己満足作品なので飽きないよう最後までかけるように頑張ります！！ (2022年7月3日 9時) (
レス) id: 91f47c6a3f (このIDを非表示/違反報告)
ほしぽん(プロフ) - 続きがみたーい (2022年7月3日 9時) (レス) @page9 id: 86c5fe95fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぐりんてぃ | 作成日時：2022年6月23日 18時
