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○ ページ6
雄登｢警察官！？｣
この2年間で数え切れないくらい雄登パパの仕事姿を見てきた。
あの頃やっていたことを仕事としてできたらなと何度も思った。
正直、現場で動く警察官になれるほど体力や筋肉は整ってない。
でもなりたいという夢を諦められなかった。
A｢もちろん危ない事件に巻き込まれることもわかっている。でもどうしてもなりたい｡｣
雄登｢Aが決めたことなら応援するよ｡｣
A｢警察という仕事をよく知っている雄登パパに反対されそうで怖いな…｡｣
雄登｢俺も…警察官にならないって言わないとだよな｡｣
3年になって一度だけ三者面談をしたけど、その時は言えなかった。
大学に進学すると思っているだろう。
担任に警察官になりたいと言ったらすごく驚かれた。
そりゃあ金持ちが通う学園で9割は家を継ぐ人だから。
でも私の意見を尊重してくれた。
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作者名：なっち | 作成日時：2023年7月2日 14時
