・ ページ10
結局、あの後ずっと寝ててタカ丸くんのとこに行くの忘れてた。ということで
『朝早くだし、1日遅れてすまん。』
タカ「任務帰りでおつかれだったでしょうし、全然大丈夫ですよ〜。じゃ、やっちゃいますね〜。」
『あぁ。お願い』
タカ「Aさんの髪の毛ふわふわで気持ちいいですねぇ」
『そうか？』
タカ「はい。」
『私、寝起きすごい髪の毛が爆発するんだが対処法とかないか？』
タカ「ん〜、Aさんの髪質的に、しょうがないことだとは思いますが、1つの手としては縮毛矯正がありますよ。ストレートにするんです」
『ストレートか...いいなぁ』
タカ「でも、おすすめはしません。髪が痛むので〜。Aさんの髪の毛せっかくこんなに柔らかくて、いい髪してますし〜」
『そうなのか』
タカ「縮毛矯正はしませんが、今日1日だけサラサラに保つことはできますよ〜」
『やってくれ！』
タカ「はい。ではいきますね〜。ﾁｮｷﾁｮｷ〜出来ました〜」
早いな。
そして、タカ丸くんから鏡をもらって見てみると、仙蔵のように長い綺麗なサラストが自分の頭に結われていた。
『サラサラ...！信じられない...！』
タカ「Aさんのふわふわな髪の毛もいいですけど、これはこれでいいですね〜。かっこいいです」
『完璧だっ☆』(仙蔵の真似)
これはサラって触りたくなる！
タカ「1日しか効果ないんで、もし、またストレートにしたい時言ってくれたらやりますよ〜」
『あぁ、ありがとう！本当に朝早いのに悪いな。』
タカ「全然大丈夫ですよ〜」
『もうすぐ、HR始まるな、タカ丸、教室まで一緒に行こう』
タカ「はい。」
という事でタカ丸と教室へ向かった。
その道中、八左ヱ門に会った。
竹谷「...誰？」
『はっちゃん！私！私！』
竹谷「ま、ﾏﾏﾏまさか！A先輩!!!??どうしたんですか！その頭！」
タカ「僕がやったんだ〜！竹谷くんの髪もすごく傷んでるよね...髪結させて？」
竹谷「結構です！」
『待って、はっちゃん、私の事分からなかったの？』
竹谷「いや、いつものゆるふわと言いますか、A先輩のふわふわした髪の毛じゃなくなっていたので...でも、似合います！」
『ありがと！じゃ、私はここで。タカ丸くんもまた後で』
タカ「は〜い」竹谷「はい！」
てなわけで、1日サラサラヘアーで校内を歩いた事で少しだけ、いい気になれた。お風呂入ったらふわふわに戻った時少し寂しかったけど、みんなこっちの髪型の方が好きそうだったし、いいか。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 56人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：はるか | 作成日時：2022年10月11日 17時
