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私は半助兄さんに忍務に行く事を告げ、噂の廃城に向かった。

あそこが最近幽霊がどうのこうのって噂の廃城ねぇ...
と思いながら少し離れた茂みから廃城の様子を見る。
確かに、幽霊出そう。

でも、幽霊の仕業でもなんでもない事は分かってる。
だって私以外にも他の城の忍者がたくさん偵察に来てるみたいだからね。

とりあえず、私は気配を消し偵察を続けよう。

ん、結構人が居るみたいだな...

あの忍装束は、タソガレドキか。戦の準備か?タソガレドキなら90%戦準備だな、ありゃ。

とりあえず朝まで見張ってよう...

〜朝〜

タソガレドキが兵糧を運んでいるというのが分かったが、どうしてここなんだろう。

?「お頭〜!あそこの城が戦略に重要な場所なんですよね?」ゴツ

?「バカ。周りに他の城の忍びが居たらどうするつもりだ。」

あれは、ドクササコのすご腕忍者とその部下か...

部下「痛い...叩かなくても...それにここには誰もいませんよ。」

すご「居ないと思っていても油断するな...」

あのすご腕さん部下の世話大変そうだよな...
でも部下さんのおかげでいい情報入手できたし急いで帰るとするか。

私はその場から離れ、急いで学園に戻り、職員室へ向かった。

『失礼します。』

山田「戻ったか。」

『はい。あれ?土井先生は...?』

山田「一年は組の授業をしに行った」

『なるほど。では先に山田先生に忍務の報告します。』

山田「あぁ。」

私はタソガレドキが兵糧を廃城に備蓄している事とドクササコ忍者が話していた事を伝えた。

山田「なるほど...」

『他の城も動いているようなのでもしかしたら大きな戦なのかもしれません。そこで私はもっと詳しい情報を入手するため今から他の城の調査もしてこようと思うのですが』

山田「うむ。この事は半助にも伝えておく。A、頼んだぞ。」

『はい。では、行ってきます。』

私は職員室を出て、急いで他の調査に向かった。

遠くの城から攻めていこう。とりあえずどこの城が動いてるかだけでも調べていかないとな。

まず、なんか勢いでカッコつけて出てきたけど、食堂のおばちゃんの朝ごはん...食べたかった...

うぅ...くそっ...兵糧丸しかないし...食べるけど...お腹空いた...


〜一方その頃、山田先生side〜

あの泣き虫だったAがこんなに逞しくなるとはなぁ

っと感心しているバヤイではない

他の城も動いてるとなると早いところほかの先生達や上級生に声をかけて総出で他の城の調査に行かねば。

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作者名:はるか | 作成日時:2022年10月11日 17時

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