忍術学園の七年生！！ (ページ35)

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『？？？』

和也は何言ってんだ？

和樹「たんぽぽじゃ無かったとしても、きっとこいつ前世たんぽぽだぞ？w」

伊作「どういうことですか？」

和也「たんぽぽが綿毛になる頃コイツは体調を崩す」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

和樹「あとは、見た目はホワホワしていているが根はしっかりしているからな！」

伊作「なるほど...確かにたんぽぽですね！」

和也「だろ？」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

『...とりあえず和也、私の頭撫でるのそろそろやめてくれないか？』

和也「え？あ...無意識に...」

和樹「分かるぞ、和也。」

伊作「お2人はA先輩の事大好きですもんね。」

和樹「我が子のように思っている！あ、そうだ！俺結婚して今妻の腹に子が居る」

『は！？マジか！！』

和也「それ、今言うか？！」

和樹「最近色々忙しくて早く伝えたかったんだがな、今になってしまった！」

伊作「わぁ〜おめでとうございます〜！」

『和樹が...父親...うわぁ〜先越されたぁ...』

和也「まず、お前は女性と関わり無いだろ。」

『...確かに。でも、何はともあれ、和樹おめでとう』

和樹「おう！じゃ、俺は小平太にも会いたいしそろそろ行くな！あと先生達にも報告してくるわ！またな！」

『うん。』

和也「私も、留三郎と勝負して帰るわ」

『怪我すんなよ〜。』

〜和樹side〜

少し寂しいが伊作が居るから、大丈夫そうだな。

和樹「心配なかったな！」

和也「あぁ。」

ま、近いうちにまた会いに来るけど！

〜伊作side〜

突然現れた和樹先輩と和也先輩は後輩達や先生達と一通り話し、帰って行った。

『生きてくれててよかった...』

布団に寝ているA先輩が天井を見つめそう呟いた

たったの数ヶ月会わなかっただけでもプロと忍たまとでは命の保証の差が激しく違う。きっとA先輩はずっと不安だったんだろうな...

ずっと一緒に居たからこそ...

『伊作、今を大切にな。じゃ、おやすみ』

伊作「え？ちょっと...」

って寝てしまった...
でも、先輩方三人はそれぞれ覚悟してるんだろうな。

今を大切に...か。

留三「伊作！」

伊作「シー...A先輩寝てるからって...すごい怪我...」

留三「和也先輩と久々に勝負したらボロボロなった。やっぱあの人すごい。」目キラキラ

伊作「手当するからそこ座って」

留三「ありがとうな、伊作。」

伊作「うん。留三郎もありがとう。」

留三「今、伊作が感謝するような事あったか？」

伊作「ない。でも感謝伝えたかったから。」

いつもありがとう、留三郎。