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第25話 ページ21

兵助と別れ、今日はゴールデンウィーク前最終日。事務の手伝いをしている。

ま、ほとんど秀作とお喋りしながら掃除をしているだけだが。

『ゴールデンウィーク中は実家で仕事手伝うの?』

小松「うん。Aは?来ないの?」

『今年は、一人暮らしの家の掃除とそれに土井先生の家に帰るからゆっくりしようかなぁって。』

小松「そっかぁ〜」

『ま、夏休みはまたバイトに行くよ』

小松「でも、バイトじゃなくても遊びたいね。」

『それは少し考えてた。』

コンコン

小松「はーい、今開けます〜。」

秀作がドアを開けたがそこには誰もいない。

ま、それもそのはずなんだけどね。

『入門表にサインありがとうございます。お久しぶりです!利吉さん!』

利吉「あぁ、久しぶりだね、Aくん。」

小松「利吉さ〜ん!門から入ってくださいよ〜」

利吉「ごめんごめん。」

『山田先生に御用ですか?』

利吉「いや、今日はAくん、君に用があってね」

『...私に?』

利吉「小松田くん、少しの間Aくん借りていくよ〜」

小松「は〜い」

そして私は利吉さんの後をついて行った。

『今日はどうして、私n』ドサッ!

利吉「Aくんはどうしていつも落とし穴に落ちるんだ...」

利吉さんは手を出し、私を引っ張り上げてくれた。

『さぁ、私も分かりません...で私に用とは?』

利吉「君に会いたいという人が居てね。」

『私に?』

利吉「その前に学園長先生にAくんの外出許可貰いに行こうと思ってさ。」

なるほど、だから学園長の所に向かってたのか。

利吉「休み前なのにすまないね。」

『いえ、今日は大した用事無いですし』

ということで学園長に外出許可をもらい学園の外に出た。

『忍装束のままで良かったのですか?』

利吉「あぁ。その方が都合がいいからね...一応、忍務だと思って気を抜かないように」

『はい...』

ん?すごい色んな所から気配を感じる...

『利吉さん、私に会いたいって人はこの人達ですか...?』

私は隠し持っていた手裏剣を投げると、隠れていた忍者隊が姿を現した。

「ほう...噂通りだねぇ。」

『貴方達は?』

私は彼らが只者ではないと思い苦無を向けた。

「そんなに、敵意を向けないでくれないか?私は君の味方だ。」

『利吉さん』

利吉さんはゆっくり頷いた。私は利吉さんを信用して持っていた苦無をしまった。

「私はタソガレドキ城忍び組頭の雑渡昆奈門だ。君が忍術学園の七年は組伊賀のAくんだね」

『はい』

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作者名:はるか | 作成日時:2022年10月11日 17時

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