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ぞろぞろと上級生達が食堂へやって来た。
伊作は少し不安そうな顔をしていたが、いつも上手いことパスしてるし問題はないだろう。小平太も大雑把な所はあるが長次にめちゃくちゃ教わっていたし、大丈夫そうだ。
ほかの六年も上手い具合にいっているみたいだな。
五年生も、難しかったなぁ〜とか話しながらもアイツらは普通にパスするし
四年は、喜八郎と滝は、いつも通りの顔して居るから大丈夫そうだ。三木は疲れきってる...wタカ丸は確か一年のテスト受けるとかで...なんやかんや大丈夫そうだな。
『三木、大丈夫か?』
三木「まぁ、なんとか...でもやっぱ去年より難しいです」
『まぁ、確かに何気に四年生のテストが一番ダルかった記憶あるなぁ。基礎と応用が混ざった感じ。』
三木「はい...」
『ま、テストお疲れ様。他の上級生の皆もお疲れ様〜。この後は、ゆっくり休んで寝るんだぞ〜。特に文ちゃん!』
文次「...はい?」
『今日まで何徹?』
文次「8徹...です...」
『食べたら部屋戻ってすぐに寝ろ。いいか?』
文次「ですが.『寝ろ』
文次「はい...」
上級生は教養科目が減るためテストが午前で終わる。
減るけど内容はバカ難しい。
すると、下級生達も食堂へ入ってきた。
きり「午後もテストとかやってらんねぇ〜」
乱「私もう疲れた〜」
しん「眠い〜」
一年は組のみんなお疲れだなぁ〜w
『庄左ヱ門、テストどうだ?』
庄左「A先輩のおかげで順調です!」
『そっか、よしよし』
私は庄左ヱ門の頭を撫でた。
比較的、下級生は午後もある為か少しだけ気が張っている。
教科書読みながらご飯食べる者もいれば、呪文のように何かを唱える奴もいる。
上級生達は昼食を食べ終わり各々の部屋に戻って行った。
さてと、このぐでぇ〜んとしてる乱きりしんをどうにかしないとなぁ。
『ほら、今日のテスト終わっちゃえば明後日からゴールデンウィークで休みなんだから頑張れ!』
乱「そっか、ゴールデンウィーク!」
『しんベヱもテスト終わればいっぱい美味しいもの食べれるよ!』
しん「美味しいもの...」
『きり丸も、お金稼ぎまくれる!』
きり「小銭ぃ〜!」
『だから頑張れ!』
乱きりしん「「「はい!!」」」
我ながらこの3人の扱い上手くなってきたのでは?と思った。
さてと〜、今日は食器洗い当番居ないし、私は空いたお皿洗っていこ〜。
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作者名:はるか | 作成日時:2022年10月11日 17時