大包平お迎え記念 ページ16
大事なことなのでもう一回
＊うささにのもはやうさぎではない行動はフィクションです。
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『…(じー)』
山姥切「どうした、まだ決まらないのか…？」
主は今回のポイントでの引き換え可能刀剣一覧をずっと見つめている
『…(じー)…(ｶｼｶｼ)』
そして、ある一点をひっかき始めた。
そこには大包平の姿が映されていた。この本丸にはいない刀剣男士だ。
山姥切「ああ、大包平か。うちはまだ練度の差が広すぎて、連隊戦には参戦できないからな。入手はまだ難しい。」
『…(ﾃﾎﾟﾃﾎﾟ)』
山姥切「主！？」
突然執務室から出ていった主を追うと、茶を飲みながら夜の庭を眺める鶯丸がいた。
鶯丸「おや、主ではないか。ほら、少し前、主が好きそうな安全な菓子をみつけた。少し食べるといい。茶は危ないから、湯飲みに水を入れよう。」
いつの間に茶飲み仲間になったのだろうか。
主は器用に湯飲みから水を飲んでいる。
…本当にうさぎなのだろうか…
しばらくそう考えていると、視線を感じた。
主がこちらをじっと見つめている。
正しくは、こちらの端末を。
山姥切「…主があんたに話があるらしい。」
と言って端末を主の足元に置く。
『…』
鶯丸「おや、まだ決めていなかったのか。」
『(ﾀｼｯﾀｼｯ)』
主は大包平のページを選択し、「引き換え」ボタンを選択した
山姥切「は！！？」
主の目の前には、一振りの刀があった。
『(ｳｻﾊﾟｰﾝﾁ!!)』
主は迷いもなくその刀に前足を置く。
鶯丸「おや…もしや俺のために…？」
…そう、主はわかっていた。
鶯丸が一緒に茶を飲んでいるときに大包平の話をするたび、連隊戦の話を聞くたび、粟田口や左文字が兄弟との再会を喜んでいた時、ほんの少しだけ寂しそうな顔をしていたことを。
桜が舞い、姿が形作られていく。
「大包平。池田輝政が見出した、刀剣の美の結晶。もっとも美しい剣の一つ。
その顔は、待たせたようだな、鶯丸。」
鶯丸「…だが、この本丸は発足してまだ間もない。そんなに長くはなかったさ。」
大包平「そうか…」
大包平は目線を霊力の持ち主に向ける。
大包平「な…うさぎとは、こんなに小さいものだったか…！？」
鶯丸「主は、うさぎの中でも小さい個体だ。普通個体はもう少し大きい。」
大包平「…一歩間違えれば吹き飛ばしかねないではないか！ええい！主！俺といるときは俺から離れるな！！」
『！！！！？(ｵﾛｵﾛ)』
山姥切「…落ち着け。」
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アイチ - うさぎ主、凄く可愛いくて癒されます(*´∀｀*)ﾎﾟｯ小説の更新稲妻なのかさんのペースで頑張って下さい！！応援しています(*´ω｀) (2019年1月24日 13時) (
レス) id: 3b90f32177 (このIDを非表示/違反報告)
稲妻なのか(プロフ) - 銀狼（オツキミ）さん» ありがとうございます！最近の更新でも書きましたが、いろいろあるので更新は遅いかもですが、うさ主さんと刀剣男士との日常を心の隅っこでもいいので楽しみにしていてくださいね。 (2017年7月4日 15時) (レス) id: 10471b2451 (このIDを非表示/違反報告)
銀狼（オツキミ）(プロフ) - うさぎ主は、珍しいので驚きました！これからも頑張ってください！ (2017年7月2日 2時) (レス) id: 12832b6b45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：稲妻なのか | 作成日時：2017年5月7日 3時
