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ベースと椅子のドラムが旋律に沿って奏でるのに対し、ギターが着いてこない。
指がめちゃくちゃだ。
「ちょっと！こんなの歌えたもんじゃないんだけど！」
「ごめん！俺まだ練習したばっかなんだよね…。あ、じゃあ俺抜きでやってみてよ！聴いてるから。」
いや、合わせてみよーっつったの誰だよ。
仕切り直して最初から。
ギターがないのはかなり違和感があるが、まあ何とか歌えそうだ。
「〜〜♪」
1番が終わったところでストップがかかる。
「…お前、思ってたより歌上手いのな。」
「え、いや、普通だと思うけど…」
「いや、めっちゃ上手い。なあ？」
ドラムとベースがこくこくと頷く。
「やっぱボーカルはお前だ。お前しかいない！」
そう宣言され肩を叩かれた俺は、頬を緩めずにはいられなかった。
ROCK ACADEMIA 『FO"U"REVER』
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1994年5月25日。
GLAYデビュー27周年おめでとうございます！！！！
この作品は終わりが見えないので(笑)、数回にわたって書こうと思います。
つまり、あと数年はデビュー日にこのお話を書くということです。お楽しみに！笑
1994年って作者が生まれる〇年前なんですが、1999年に解散の危機がありました。
もしそこで解散していたら、きっと私はGLAYというグループを知らずに生きていたと思います。
親の影響で好きになった作者ですが、今は好きになってよかったって思います。
黒でも白でもない彼らだから作れる音楽。数多の曲に涙を流し、生きる希望を貰いました。
今でも死にたいと思うことが多々ありますが、そんな時はGLAYの曲に支えられています。
TERU、TAKURO、JIRO、HOSASHI。
この四人だからいいんです。
彼らは、「GLAYは絶対解散しません！」とライブで宣言しています。
こんなに素敵なバンドは他にないと思います。
今年でメンバーも50代に突入するということですが、これからも音楽活動に真摯に取り組んで欲しいなと思います。
GLAYに幸あれ。
2021.5．25
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作者名：名奈 | 作成日時：2021年5月15日 22時
