めっそーーーーもない☆Dカップ ページ7
「なんだこれ」
いかついアロハ兄ちゃんに摘まみ上げられ、ぷらぷらと揺れている私の勝負下着(まぁ勝負する機会なんてないんですけど)。薄暗いうちのベランダと違って、日の当たる豪邸の縁側に来れて、心なしかキラキラ嬉しそうにみえる…じゃなくて。なんでガラ悪兄ちゃんかたまってんの？
「すみませーん、落としちゃいました。すぐ取りに行くので待っててください」
私のブラを摘まみ上げたまま固まっている兄ちゃんに、ベランダから声をかけて急いで階段を駆け下りる。碧棺、と書いてある表札を見ながらインターホンを鳴らすと、妹ちゃんが出てきて縁側のある庭まで案内してくれた。
お兄ちゃんはまだブラを摘まみ上げたまま固まっている。どうしよう、流石に変態かもしれないぞ。
「お待たせしてすみません。それ、受け取りにきました」
おそるおそる声をかけてみると、やっとお兄ちゃんがこっちを向いてくれた…と思ったら。
「お、お前、み、みみ見苦しいものを見せてんじゃねぇぞ！」
腹立つくらい白い頬がみるみるうちに赤く染まって、すぐにこちらから顔をそらし、ブラを突き出してきた。あれ、思ってたのと違うぞ。アロハのくせに、オラオラ低音ボイスのくせに、めっちゃピュアじゃん。もしかしてドウテ…
予想外の反応にAが少し戸惑っていると後ろから誰かに肩を支えられる感触があった。
「左馬刻、見苦しいなんて失礼ですよ」
後ろを振り返るとそこにはスーツをばっちり着こなした細身の男がいた。おおー紳士、大人の男の人だとAは感心していると
「D70。見苦しいどころか、素晴らしいものをお持ちの女性ではないですか」
え、変態じゃん。本物の変態だったじゃん。
Aが変態スーツの肩をもつ手を振りほどこうと身をねじっていると、アロハ兄ちゃんは、小さくため息をついて「頼むからさっさとしまってくれ」とAの方を見ずに忠告した。おとなしく従うAを確認すると、スーツの男に向き合う。
「銃兎、さっさと始めるぞ」
「ああ、時間がない」
先ほどとはうって変わって、どこか危ない雰囲気を醸し出す二人。
二人して部屋に上がりながら、変態スーツは、また会いましょう、とにこやかにAにお辞儀をし、アロハ兄ちゃんはさっさと帰れとでもいう風に片手をあげてぶっきらぼうに振ってみせた。
その様子はやはりその筋の人間たちのようで、Aは二度と近寄らない、と小さく誓った。
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きよみ(プロフ) - オリオンさん» コメントありがとうございます！めちゃくちゃ笑って下さっているようで、嬉しいです…！！これからもっとカオスにしていくので、またヒプマイ保育園を覗きにきてやって下さい笑 (2019年11月4日 22時) (
レス) id: 00c59f6106 (このIDを非表示/違反報告)
きよみ(プロフ) - あさん» ありがとうございます！カオスな保育園にするのが目標だったので、そういってもらえて嬉しいです笑 もっとカオスにしていきますよおおお！！ (2019年11月4日 22時) (レス) id: 00c59f6106 (このIDを非表示/違反報告)
オリオン - 寂雷先生の所がカオス.......wそれよりも左馬刻様がピュアで、銃兎さんが変態とかwwまじカオスな保育園ですねwwwwwwwwwwwwwwww応援してますwwwがwんwwばwwってぇwwww笑い止まらんww (2019年10月17日 22時) (レス) id: 875e187db6 (このIDを非表示/違反報告)
あ - カオスな保育園ですね！面白いです！ (2019年10月15日 7時) (レス) id: 3c5fe7961d (このIDを非表示/違反報告)
きよみ(プロフ) - 鈴さん» 鈴さん！！初めていただくコメント…！めちゃめちゃありがたいです！なかなかラブ要素入りませんが、精一杯頑張っていこうと思います。コメント本当にありがとうございます！！！ (2019年10月8日 7時) (レス) id: eae9d0a5d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きよみ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Nagi260rom2/
作成日時：2019年9月23日 0時
