8冊 ページ8
「小牧教官!なんで⁉」
「深瀬さん、しーっ」
人差し指を口の前に立てて、小首を傾げる小牧教官。
......あざとい。
「笠原の挑発、堂上教官に効いてるんですかね?」
「うーん、俺的にはだいぶ効いてると思うけど?」
試合、開始。
と思ったら、すぐに笠原が投げられて、呆気なく終わった。
「受身ぐらいまともに取れるようになってからそういう口は利くもんだ」
「プッ」
「プッ」
今度は一緒に上がった笑い声。
挑発は、しっかり効いていたらしい。
「堂上教官、実力行使でお返しとは大人気ないですね」
「まあ、堂上にはそういうとこあるからね。特に笠原さん絡みだと」
笠原と堂上教官、なんかあったんですか?
そう聞こうとした時に、周囲がどよめいて。
小牧教官から笠原たちに目線を戻すと、
ちょうど笠原が堂上教官にドロップキックを食らわせたところだった。
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るり(プロフ) - 絢さん» ありがとうございます!!ご期待に添えるように頑張ります! (2017年5月13日 5時) (レス) id: f6d4dd4d44 (このIDを非表示/違反報告)
絢(プロフ) - この作品、すごく好きでいつも読ませていただいてます!頑張ってください! (2017年5月11日 20時) (レス) id: 021a2c26af (このIDを非表示/違反報告)
無名 - こんにちは、堂上教官ファンです。作品すごくおもしろうです。 (2017年3月29日 15時) (レス) id: 30bcd37fb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:るり | 作成日時:2017年3月4日 20時