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女子寮で1人大人しく寝ていると、笠原と柴崎がやってきた。
「深瀬〜、今日はほんとにごめんねぇ。もっと私がしっかりしてれば、深瀬は怪我せずに済んだのに...」
「いーのいーの、気にしないで笠原。どーせすぐ治るしね。ただ切れただけだから。明日には復帰できるし」
シュン、として小さくなる笠原の顔を見ると...
「ぷっ、何それ！何その冷えピタ！！女としてありえない！！ありえないよ笠原！！」
笠原の左頬には、冷えピタが貼られていた。
「ああ、これね、例の件で堂上教官に殴られたから腫れたらしいわよ。
それより、深瀬。小牧教官に、お姫様抱っこで運ばれたらしいじゃないの」
げっ。柴崎はあそこにはいなかったはずなのに。
「図書基地中の大ニュースになってるわよ。図書隊の姫がお姫様抱っこで運ばれた！ってね」
「図書隊の姫って...柴崎ならともかく」
「あんたも自覚ないわよねえ。周りの事には鋭いくせに」
「自覚ないって何よ。笠原よりはましだと思うけど？茨城県産純粋培養乙女よりは、ね」
「まあそれはそうかもしれないわね」
「ちょっと！！あんたらあたしのこと馬鹿にしてんだろ？」
すっかり元気を取り戻して、ぎゃあぎゃあ叫ぶ笠原を2人でなだめていたら、ちょうど広瀬が帰ってきて。
私の顔を見るなり小牧教官との関係について問いただされて、独身の集まり・関東図書基地の恐ろしさを感じた。
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るり(プロフ) - 絢さん» ありがとうございます！！ご期待に添えるように頑張ります！ (2017年5月13日 5時) (
レス) id: f6d4dd4d44 (このIDを非表示/違反報告)
絢(プロフ) - この作品、すごく好きでいつも読ませていただいてます！頑張ってください！ (2017年5月11日 20時) (レス) id: 021a2c26af (このIDを非表示/違反報告)
無名 - こんにちは、堂上教官ファンです。作品すごくおもしろうです。 (2017年3月29日 15時) (レス) id: 30bcd37fb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るり | 作成日時：2017年3月4日 20時
