明日へー君が消えるその前にー

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「俺達でこの事件を解決しようぜ！！」


「俺は反対」


上杉くんが言った


「仕事に余裕がねえからよ」


「そっか、大変だもんね。教授」


「まーな」


「若武もそろそろ夏の合宿があるんじゃないの？」


「そーだけどよ！なかなか集まれねーじゃん！それぞれ忙しいんだからさ！！」


「それ考えるとさ、アーヤも休みがないんじゃない？」


「そーだよ、先生も大変だよ。僕は休みくらいゆっくりしたいよ」


「同感。」


「七鬼かってさあ、プログラマーの仕事、忙しいじゃんよ」


「美門はどーよ？」


「俺はね………」


集まる日は時が過ぎていくうちに減っていって


その分、寂しい日もあって


でも、会えたら嬉しくて……


私はコーヒーのカップに口をつけると残りのすべてを飲みほした


ほろ苦い味がまだ口の中に残っている


ああ、あの頃に戻れたらいいのに______

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