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light16 ページ17

「そうなんだ。」


「いや、別に人間関係のゴタゴタとかじゃないですよ。ただ、高校の勉強がバカらしいだけです。」


「それを理由に学校言っていなかったやつ、俺の昔のダチにもいたよ。」


難関と言われるあの学校の授業がバカらしく思えるほど頭がいいのか


それともただ純粋に勉強が嫌いなだけなのか


「高校生の3年間と、俺みたいに大人になってからの3年間、全然違うんだぞ。」


何故、女子高生相手におっさんみたいな説教じみたことを言っているのだろう


「学校は、勉強以外にも楽しいことがあるけどね。」


「例えば?」


しばらく口を閉じていた彼女が訊いてくる


目を合わせ、しまった、と思った


「例えば、どんな?」


彼女の目は、片方ずつ色が違っていたのだ


『しまった』と思ったのは軽蔑の意味では決してない


ただ、何もかも飲み込んでしまいそうな深い青色と、透明がかった灰色の瞳が、美しかったから


「俺は、サッカーやってたよ。」


「ええ、すごい。」


「サッカーは1人じゃ出来ねぇからな。」


「他には!?」


俺が学生の頃、夢中になってたことは……


「探偵チームとか組んでたよ。」

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きらら(プロフ) - 小町さん» ありがとうございます!数年前から…!それはすごく光栄です!!出来るだけ毎日投稿頑張りますね!これからもよろしくお願いします。 (2021年8月11日 9時) (レス) id: 44600722bc (このIDを非表示/違反報告)
小町(プロフ) - コメント失礼します。数年前からきららさんの作品を読ませて頂いていました。帰ってきてくださって、とても嬉しいです!無理せずに更新頑張ってください! (2021年8月10日 13時) (レス) id: a89f3eeedf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きらら | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/7fec2ef6271/  
作成日時:2018年5月15日 22時

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