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sh side
？「…ヒョン！ソンフニヒョン！」
誰かに肩を揺さぶられて
勢いよく、起きた
nk「やっと起きた」
そこには呆れ顔の末っ子が居た
かったるさがある体と
まだ重たい瞼で寝てしまっていたんだと理解した
「…Aさんは？」
俺が掛けた毛布が丁寧に
ソファの背に掛けられていた
nk「あぁ、帰りましたよ。
マネニムに送ってもらいました」
「…そっか」
小さく答える俺にニキは
不思議そうな顔をした
そんなニキを置いて俺は洗面所に
顔を洗いに、重い体を椅子から起こした
顔を洗って、タオルで拭き
洗面所に体重を預けて項垂れていると、
ポン、と誰かが俺の頭に手を置いた
瞬間的に横を見るとヒスニヒョンの背中が見えた
きっと、先程の様子を見ていたのだろう。
ギリギリまでいって歯止めを効かせた俺を
称えているのか、慰めているのか、どちらかだ。
どちらにしても俺の複雑な
感情は無くなることはない
そして、Aさんの甘い匂いや
表情も俺の頭から離れることはなかった
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作者名：名無し | 作成日時：2023年5月21日 20時
