れいんぼー病院

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しげ4




照「戻ってきたで〜」


し「おさがわせしました〜」


夕方、ご飯食べ終わった後しげが戻ってきた。照史先生に抱っこされながらなんもなかったかのようにそんなことをいうしげ。

しげ、ずっと病院生活で病気もあるからちっちゃいねん。細いし白いし。だから小6やけど抱っこなんて余裕。俺でも抱っこできる。



「しげごめん。俺、夢中になって話しすぎた。」


「ちゃうちゃう。流星のせいちゃうねん。俺が朝から調子悪いの隠しとったから。」


「しげ〜？隠しとったって何？」


「あ、いや、ちゃうねん。」


「ちゃうねんやないやろ〜？あかん言うてるやん。もうっ。」

「ごめんてあきと」


「謝って済むもんやない！それに呼び捨てはあかん！」


「ひゃっひゃっひゃっ！」


こいつさっきまでほんまに発作やったんか？ってくらい照史先生とはしゃいでる。

そんなしげに流星もぽかーんとしてる笑


「な？流星のせいやないから大丈夫って言ったやん」


そう流星に言うと、まだぽかーんてしてる笑


「とりあえず大人しくしときなさいっ！」


「はぁ〜い」

照史先生にべろべろばぁ〜ってしながら返事するしげ。ほんまお調子もん。まだほんとはきついくせに。

だってこんな会話してる間も、ちょっと起こしたベットから起き上がらんままやし、顔色まだ戻ってないし。


「大人しくしとき。まだきついんちゃうん？」


「ふぅ〜、かみちゃんにはバレバレやな…」


あははって少し笑いながらも深いため息。

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