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しげ5
「うっ、」
「はい、これに出し。」
寝る前になるとしげの方から嗚咽が。うっぷうっぷいいながら吐き気に耐えてる。
「ごめん、もう、寝る時間やのに…うっ」
「仕方ないやろ、発作出た後なんやから。俺のことは気にせんでいいから。」
しげは発作後、吐き気、不整脈とか色々大変。これは照史先生に教えてもらった。俺も持ってるけど、時々喘息も出るんや。
しげの背中をさすりながら症状がおさまるのを待つ。
「しげ、大丈夫なん？」
寝とった流星が起きてきて、心配そうな顔でしげを覗く。
「大丈夫やで。な、しげ？」
「うん、これくらい、余裕や」
変な形した洗面器に顔突っ込みながらそう言うしげ。
慣れてるって言ったら変やけど、しげはこんなことで弱ったりせん。強いんやしげは。いつでもポジティブ。弱音吐いてるとこ見たことない。でもたまに心配になるけど。
「ありがと、かみちゃん、もう大丈夫。」
「おう。おやすみ。」
「おやす…」
30分くらい吐き気に耐えてたしげ。疲れ切ったのか、おやすみ言いきる前に寝てしもた笑
「大変なんやな。」
しげが吐き気に耐えてる時、背中をさすっている俺の隣でずっと座っとった流星。やっと眠れたしげの顔を見ながらそう言う。
「何日か経てばめっちゃがつくぐらい元気やと思うから。さっ、俺たちも寝よか。」
しげを気にしながらベットに戻った流星を見ながら目を瞑った。しげが早く元気になるように願いながら。
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えるも(プロフ) - あおぞらさん» ありがとうございます！中々更新しなくてごめんなさい。必ず出しますのでお待ちください！ (2019年12月25日 19時) (
レス) id: 15b7eb1764 (このIDを非表示/違反報告)
あおぞら(プロフ) - 更新楽しみにしてます！！ (2019年12月25日 16時) (レス) id: cf40e4232e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えるも | 作成日時：2019年11月26日 23時
