ただひたすらに怖い (ページ2)

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意識朦朧、感謝しろよページ2

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「まぁとりあえずさ書いてよその紙に、色々」

「説明しあう仲でもないからね、書き終わったら出てっていいよ！」

ガチャ…という音と共に拘束具が外れる

『は！？ちょっと待ってよ！置いてかないで！殺し合いって何さ！説明は？』

人が死ぬの？いや、それより私も死んじゃうの？

あ…でも他にも人がいる？てことは複数の犯行？
それならニュースとかになってるんじゃ…

『ね…ねぇ誰なの？君は教えてよ』

ラジオに問いかけても答えてはくれない

今は従わないと殺される、従う事、それだけを考えよう

ペンを持ち簡単な問題を解く、小中の問題ぽい

その後書くのは名前、年齢、職業、

簡単すぎないか？怖い引っ掛け？なぞなぞ？

もしかしたら罠かも、殺される？

死にたくない…でめでも生きる為に私は人を
人を、殺さないと殺される前に

震える手でペンを置き扉へ向かう

『こ、これ開くの？……あ、開いた』

暗いので壁沿いをしばらく歩く

なんだか違和感がある

やけに涼しい…というか下から風でも吹いてるみたい

そう…まるで落下するように

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…！！？

『ぬぁぁぁあああ！？』

落ちてることにすら気づけないとは……流石私

ああ、死んだな、殺し合いする前に死んだ

でも良かったのかも今死ねば他の人が助かる確率が上がる

自己犠牲半端ないね私感謝してよまだ見ぬ人達よ

その瞬間体中に強い衝撃が走り回る

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