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「あ、あと、翔陽くんもよくメールくれるんですよ」
「待て待て、今なんつった？翔陽くん？」
「はい。えっと、烏野の……」
「いやわかるけども。10番のチビちゃんだろ？……そうじゃなくて、いつの間にそんな仲良くなったの」
仁花ちゃんの話をしていたら、もう1人烏野でよくメールをくれる子を思い出した。
オレンジくんもとい日向くん、……改め翔陽くん。
最初は日向くん呼びだったんだけど、研磨さんや犬岡くんが「翔陽」と呼んでいるから、そっちが頭に染み込んでしまったのだ。
1度間違えて翔陽くんと呼んでしまってからは、彼の「翔陽でいいよ！」という言葉に甘えさせてもらっている。
「合宿でいろいろお話して、流れでメアド交換したんです。影山くんと、山口くんのも持ってます」
「……薄々思ってたけど、Aって人と仲良くなるの上手いよな」
烏野の1年生だと、月島くんだけはタイミングがなくてお話できなかった。
次の合宿では話せるといいな、と意気込んだ私に、黒尾さんが呆れたようにため息をつく。
「距離の計り方が上手いっつーの？人見知りの研磨も、Aとは結構早い段階で打ち解けてたし」
こえーわ、とおどけて笑う黒尾さん。
私は思わず固まって、それから小さく首を傾げた。
「……それってどちらかと言うと、黒尾さんのことなのでは……？」
相手のことをよく見て、距離を計って、するりと心に入り込んでくるひと。
初めて会ったときからずっと、私の中の黒尾さんはそんなイメージだ。
「へ？俺？」
「はい。それこそ猫っぽいなって」
「そこで猫が出てくんのかよ」
ぶは、と黒尾さんが大きく吹き出す。
つられて私も口角を上げると、黒尾さんは「でもさぁ」と声をあげた。
「Aが人と仲良くなんの上手ってのは、マジであると思う。話しやすいんだよな」
「ええ、そんな褒めて貰っても何も出てこないですよ」
「ふはは、照れてる照れてる」
あまりに真っ直ぐな褒め言葉に、たちまち熱を持つ私の頬。
そんな私のことを見て、揶揄うような笑みを浮かべる黒尾さん。
──黒尾さんは私を、話しやすいって思ってくれてるんだ。
本当にずるい人だなぁ、と何度目かも分からない感想を彼に抱きながら、私はニヤケそうになる口元を引き結んだ。
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暁☆(プロフ) - 黒尾ファンさん» ありがとうございます、頑張ります🙇♀️ (4月15日 8時) (
レス) id: f3c28010ce (このIDを非表示/違反報告)
黒尾ファン - お手伝いは、聞いてない〜⁉ヤバこれは、現実でもキュンってするところ。うわぁもうヤバいしか言えないこれからも頑張ってください (4月13日 7時) (レス) @page25 id: 13c9948002 (このIDを非表示/違反報告)
暁☆(プロフ) - yuuuさん» コメントありがとうございます！とっても嬉しいです🥰 (4月11日 23時) (レス) id: f35ddf974d (このIDを非表示/違反報告)
暁☆(プロフ) - 黒尾ファンさん» 嬉しいコメントありがとうございます！頑張りますね💪 (4月11日 23時) (レス) id: f35ddf974d (このIDを非表示/違反報告)
yuuu(プロフ) - ドキドキ、きゅんきゅんでした💖だいすきです♡ (4月11日 19時) (レス) @page24 id: 6410d877bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暁☆ | 作成日時：2024年3月20日 1時
