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「ただいま。兄ちゃん」
「お、おかえり。二郎。今日は遅かったな」
「ちょっと、勉強教えてもらってた。」
「え。二郎その
心底驚いたというような顔をする三郎に対し、二郎は
「お前な、兄にたいして失礼すぎるぞ」
「そんな顔してると好きなこに怖がられるぞ、二郎。」
「はぁ!?な、何で知って・・・!?」
二郎が顔を真っ赤に染めている。
一方三郎は無表情である。
「お前と一緒に女の子が歩いてるの見かけただけ。お前にあんなかわいい人はもったいない。」
見られていたのかよ。
「お、二郎が女の子と?青春してんな。で、その子に勉強を教えてもらってるのか?」
「う、うん。そのおかげで赤点はなくなったよ。」
「そうか、ならその子にお礼しないとな!!今度家に連れてこい!」
「え!?どうだろ。来てくれるかな?Aさんは忙しいこだし」
「二郎、お前本当にその子が好きなんだな」
「う、兄ちゃん!!そうなんだけどさぁ」
「告白はしないのか?」
「ええ!?」
「一兄。よく考えてください。この童貞でしかも女の子と話すだけで緊張する二郎が告白なんてできると思います?」
「おい、三郎!!こ、告白ぐらいできるっつーの!!」
「どうだか。童貞で女の人に何を話せばわからない二郎が告白なんて出来るわけない」
「うっ。うっせーな!!そ、それぐらい・・・・」
「出来るのか?それで?」
さくちゅ
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作者名:嘉村田昴 | 作者ホームページ:http://uranai /tennnenn chanto tun kunn
作成日時:2019年4月14日 0時