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起きたら知らない人の家の中にいた。
「お、起きたか。体は大丈夫か?」
「うん。何とか。ありがとう」
「おう。大事なくてよかったぜ。お、俺は山田一郎っつーんだ。よろしくな」
何、この人、めっちゃいい人じゃん。
てか、めっちゃイケメン。あんなに優しいイケメンは歌舞伎町にいたであろうか?あんなかっちょいいオッドアイ見たことあるか?
イケメンといえば、銀時?あいつはダメだ。ニート侍だから。
なら沖田?あれはダメだろ。ドSだよ?女を女とは思ってないやつだよ?雌豚呼ばわりするやつだよ?
なら土方?マヨラーは論外。
神威?戦闘狂じゃなけりゃまあまあ顔はいいんだがな。いとこだし。いとこの目から見て顔はまあまあいいので女を取っ替え引っ替えできるのにしないのだ。女より戦闘だからだなありゃぁ。
あげていったらダメなやつしかいないわ。
「俺の家の前に倒れてたんだぜ。あんた外国人か何かか?観光しに来たようには見えねーが」
そりゃそうだ。旅行カバンなんて持ち合わせてない、小さいカバンと中には財布と酢昆布。そして傘だ。
「一兄!あのお姉さんは起きましたか?」
「おう、三郎。あの女の人は起きたぞ。お前も挨拶しろよ」
「はい!お姉さんはじめまして!僕は山田三郎です。一兄の弟です。よろしくお願いします」
礼儀正しくお辞儀しながら名前を教えてくれた。
まじか。一郎さんの弟さんもイケメンじゃん。
何あの礼儀の正しさ。しかもこの子もオッドアイ。緑の目はお兄さんと同じだけど、片っぽのめは私と同じ青だ。
「一郎さん。三郎くん礼儀正しいいい子だね。最近の男の子は「なんだクソババア。f☆ck」とか言ってくるからなそれに比べたらいい弟さんもったね」
これ、近所のクソガキに言われた言葉ね。
「おいおい。女がそんな言葉を使うなよ」
お姉さんの声から下品な言葉が出るとは思っていなかったので一郎と三郎は驚いていた。
「体は大丈夫ですか?熱中症だと思うのですが・・・あ、麦茶です。飲んでください」
「ゴクゴクっプハーー!ありがとう!三郎くん!」
「兄ちゃん。あの倒れてた姉ちゃん起きた?」
「ああ。起きてるよ。」
「あ、大丈夫っすか?俺、山田二郎っす」
これまたイケメン。
で、オッドアイ。片っぽは緑で片っぽは黄色。
「二郎くんか。こんにちは。私はAです。よろしく!」
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もち明太子 - 面白かったです!!!!続き下さい (2022年5月11日 7時) (レス) @page27 id: 5a52c0f3ec (このIDを非表示/違反報告)
Rico(プロフ) - いぬさん» ありがとうございます!これからも更新頑張ります! (2020年1月6日 23時) (レス) id: 3a6a1a4cba (このIDを非表示/違反報告)
いぬ - とても面白いです!これからも頑張ってください! (2020年1月6日 16時) (レス) id: db46678bdc (このIDを非表示/違反報告)
美由紀(プロフ) - やっつーさん» ありがとうございます!これからも頑張りますね! (2019年12月26日 20時) (レス) id: 9e4be1b4f0 (このIDを非表示/違反報告)
やっつー(プロフ) - 何時も読んでいます!此れからも頑張ってください! (2019年12月20日 14時) (レス) id: 7ab3b51d33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:嘉村田昴 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai /tennnenn chanto tun kunn
作成日時:2019年3月24日 12時