トリップした先はヒプノシスマイクを使う世界でした。

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「それと、お聞きしたいんですがいいですか？」

「なんだい？」

「そこで震えてるパツ金誰？」
サラリーマンのくたびれた人(失礼です)の後ろに隠れてる。いい大人が何してんだ。

「いいい、伊弉冊一二三っていいいます」

「あ？なんて？伊藤くん？どったのこんなに震えて、サラリーマンのくたびれた人の後ろに隠れて・・・あ、わかった。ゴキブリでも出たの？」


「おい、何してんの！？お前！！失礼すぎるから！！」
ガシッと思い切りAの胸ぐらを掴む二郎。

「え？事実だろ？あ、でもこいつ以上にくたびれたやついないと思う」

「あ？何言って・・・ってなんかいるー！！」

「お？万事屋の嬢ちゃんじゃねーか。銀さんは一緒じゃないのか？」

「わたしと銀時がセットのイメージやめてよ。で？なんでここにいるの？マダオ」

「やめてー！？マダオはやめて！？おじさん泣いちゃうよ！？」

「事実だろ？まるでダメなおっさん略してマダオ〜」

「やめて！？というか、お前らのせいだろ！？リストラされた理由はお前らのせいだろ！？」
文句を言うマダオは完全スルーしてサラリーマンのくたびれた人に話しかける。

「サラリーマンの人若そうだね。くたびれてっけど。歳は？」

「これでも29なんだがな。ってくたびれてるってなんだ」

「嘘だろ！？でも、モテただろ？サラリーマンの兄ちゃん。この目の下の深く刻まれたクマさえなけりゃ。というか、結構稼いでるんじゃねーの？」

「いや、そんなに稼いでるわけじゃない。残業代も出てこないし」

「まじでか。わたしの働いてる万事屋銀ちゃんは給料なんて出たことないよ。店主の銀時はパチンコでするし、メガネはメガネだし。神楽は夜兎だからめっちゃ食べるし」

「お前も食べてるだろうが！！俺らの5倍は食べてるだろうが！！」

「その分はキャバクラで補ってるでしょーが」

「はあ！？知らないぞ。それ！！」
一郎は焦りながらいう。

「言ってないからな。大丈夫。前に手伝いでぼったぐりキャバクラでキャバ嬢してたから。」
たしか今はシンジュクでやってたな。

「あ、俺っち知ってる。最近めっちゃ可愛いキャバ嬢が働いてるって聞いたことある。1日で500万稼いだって」

「あ、伊藤さん復活したんだね」

「伊弉冊だって。どんな聞き間違い！？」

「わざとだよ？」


「なお悪いわ！！」

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