主、結納カッコ仮しない？

柚子の香さんリク 石切丸 ページ9

こんのすけが文を口にくわえてもって来てくれた。

その政府からの文を見て、ほったらかしにしていたのが仇になったのか、石切丸に見られてしまった。


「これはどういうことかな？主」
いつも穏やかな笑みを浮かべている者とは思えない顔をした石切丸が私の目の前にいる。

「いやー、これは〜」

「結納カッコ仮って何？知ってるなら教えてくれないかな？」
文の内容を詳しく話した。こと細かく話した。


びびりながら話をしたら以外と理解してくれ

「ちょっと政府の人たちの厄を落としてくるよ」
え。



ちょちょちょちょっとまてー！！！
厄(首)の間違いでしょ！？怖いからやめてー！！！

「で、この相手はどうするつもりなんだい？」

「いや、私みたいな人をもらってくれるひとなんていないと思う」

「それじゃ、私がもらってもいいかい？」

「え？」

「まだまだ強くないけれど、君を私に護らせてほしい」

「うん。それじゃ、お願いしていいですか？」

「生涯いや、いや、刀生かな？君を守り抜くと誓うよ。」



石切丸(終)

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