主、結納カッコ仮しない？

雷乃さんリク 骨喰藤四郎 ページ6

「結納カッコ仮？なんだ。それは」
効果音をつけるのならばコテンであろう。

骨喰は首を傾げて聞いてくる。

あ、あかんこれ。めっちゃかわいい。

「今日ね。政府からの文でね。カンストした刀剣男士と結納し、婚姻関係を結べって命がくだってね？うちでカンストしてるのは骨喰だけだし、あ、嫌なら嫌って断ってもいいのよ？」

骨喰と夫婦になれるのなら願ったりかなったりだ。

だけど、無理強いはしたくない。

「そうか。」

やっぱり、ダメか。

そう諦めかけていた。けれど、

「主、返事だが、受けさせてもらう。でも、そういうのは男からじゃないのか？」

「え？そうなの？」
そのときの骨喰のかおは忘れられない。


これだけは言える。

骨喰の後ろはブリザードだったといっておく。
(いみわからん)

「はぁ、まあ主なのだから仕方ないな」

「あれ？私ディすられた？」
クスッと笑って、骨喰は。

「俺と夫婦になってくれないか？」
パッと手を広げている。

「はい！！こちらこそ、お願いします！！」
ぎゅっと抱きつきにいくと、骨喰はよろけることなく、私を受け止めてくれた。

「主が俺のお嫁さんか、なんだか変な感じだな」

「私も骨喰が旦那さんだなんて･･･ふふっ、私は幸福者だよ」

「おれもだ。 主、好きだ。」

「私の方が好きだよ！！」









ねえ、知ってる？あそこの審神者さん。


あんなに幸せそうにしてるよ。

神様に愛されてるからじゃない？

骨喰藤四郎(終)

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