刀剣男士キス魔につき。

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「あっ･････」

「きれいにつきました。あとは････｣
私の着物の帯をとっていく。

このままでは私の身が危ない！

よし、一か八か。

――――ドンっ

よし、逃げ切れ･････

「ああ、ダメですよ。主殿」

「え？きゃぁっ！」
足をガシッと捕まれてしまった。


「さあ、はじめましょうか。主殿」

「な、何を･････？」

「それは････｣

「なにしてんだ？一にい」

「厚･････｣

「！？大将大丈夫か！？」

「ええ、ありがとう。厚」

「･････主殿」
私の顔をうかがったあと、部屋から出ていった。


「ありがとう。厚」
お礼を厚に向かっていった。



だけど、目が合うことなく、厚は下を向いていた。

ばっと顔をあげたと思ったらこういった。

「主は無防備過ぎるんだよ。こ、こういうこと、されるかもしれないんだぜ」


ぎゅっとだきしめられて、厚は私の首もとに顔を埋める。


そして、そこに唇を落とした。

「〜ーーー！！！それじゃ、俺行くから！////」


「！？////｣

短刀、侮りがたし。

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