"時の旅人"、参謀総長、革命軍 3

番外編。シャンクスの恋 ページ47

フーシャ村で再会した時の話。


シャンクスside


俺には好きな奴がいる
ロジャー船長の船に見習いとして乗っていた時に、ロジャー船長が連れてきて半場強制的に乗せた男だ

まぁ、男を好きになるなんて自分でも驚いたが
好きになってしまったものは仕方が無い。

あいつはいつも真っ黒なパーカーを着てフードを被り顔は絶対に見せず、船長がプレゼントしたミュールを肩に乗せていた

俺のこの想いは誰も知らない。もし今の仲間にバレたら顔も見てないのに惚れたのかって笑われるだろう

何処に惚れたのか。
まず、闘い方。ミュールと一緒に舞うように闘う姿
時々フードから見える楽しげな口元

次に優しさ。最初の頃は俺がいつ話しかけても冷たく、必要最低限の事しか話してはくれなかった

ある時を境に、ぶっきらぼうでも話をしてくれるようになった
次第に普通に話すことができるようになり、
バギーと3人で話すことが多くなった

後は、、手と声だな
最初の頃は触られるのが嫌だったのか船長とレイリーさん以外が触れようとするとわかり易く避けられたし覇気で威嚇された。2人の覇気も凄かったがらあいつの覇気はもっと凄かった

これも、ある時を境に避けなくなった
俺があいつよりも背が低かった事もあってか
肩を肘置きにされる事もあったし
時には頭を撫でられることもあった。(めちゃくちゃ嬉しかった)

すげぇ優しい声をしていて、俺が柄にもなく寝れなかった時は話をしてくれたり、歌ってくれた

"ロジャーの頭脳"と言われていたあいつは、
船長がこの世を去って暫くすると姿を消し、
しまいには死んだと噂まで回るようになった

あんなに強いあいつがそんな簡単に死ぬわけが無い
そう思い、俺は航海しながら探し始めた
だが未だに見つからない


「帰ってきたー！めーしー！」

貴女「…………」

ｸﾙ-「ぎゃはははww今日の冒険はお頭やばかったなww」

「うるせ！あ、隣いいか？お前暑そうな格好してるなー！」

謎の人物のおかげで1年、フーシャ村に滞在することが出来た
フーシャ村を拠点に様々なところへ行き、
戻ってきたらマキノの店で酒を飲むのが習慣になった

そんなある日、俺達が店に行くと
船に乗せてくれと言うルフィと一緒に真っ黒なパーカーをきた男(?)が座っていた

俺達がこの村に来てから一度も見たことない奴だった

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