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ピーンポーン
簓「俺ででくるわ」
『おん』
ソファから立ち上がり、インターホンの方へ行く。
簓「はいはい、どちらさんで?」
インターホンに話しかけると、相手がわかったのか声が大きくなった。
簓「今入れるわ、ちょっと待っとって〜」
僕も相手が気になるので、リビングの扉から顔をのぞかせる。
簓「どうぞ〜、上がってって」
簓が扉を開けると見覚えのある顔が。
盧笙「邪魔すんで」
簓「『邪魔するんやったら帰って〜』」
盧笙「あいよー...ってなんでや」
『んふふ、お決まりやなぁ』
リビングに戻り冷蔵庫からプリンとメロンクリームソーダを出す。
棚からは金平糖を。
『はいどうぞ』
簓「おぉー、俺の好きなメロンクリームソーダやないか!ありがとぉ」
盧笙「プリンもええんか?」
『うんいいよ。盧笙のために買ってきてたから』
盧笙「ほんまか?ありがとな」
金平糖は僕の。
袋から2粒出して口に入れる。
コロコロと転がしながら味わう。
『簓は明日休み?』
簓「えーと、午後から休みやな!...なんかあるんか?」
『明日友達と遊びに行くからさ』
簓「え?!この簓くんを置いといて友達と遊びに行くんか?!」
『別に僕、簓の彼女でも彼氏でもないからええやろ?そんなに寂しいなら盧笙と遊んどったら』
盧笙「辛辣やなぁ笑...あ、因みに俺明日日直やから遊べんで」
簓「盧笙もか?!簓ちゃん悲しいわぁ」
シクシクと泣き真似をする簓はほっとくことにした。
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金平糖って食べたことないんですけど美味しいんですかね?
あと、設定とか少し足しました。
凛海
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作者名:凛海 | 作成日時:2020年12月12日 19時