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無花果「...さてと。そこに座れ」
素直に従い、椅子に座っていると無花果さんが紅茶を2つ持ってきた。
『ありがとうございます』
無花果さんも席に座り、紅茶を1口飲むと口を開いた。
無花果「携帯は持ってるか?」
『ありますけど...』
無花果「貸してもらえるか?」
『えぇ、何するんですか』
無花果「ちょっとだけな、確認したいことがあって」
『...ちょっとだけですよ』
無花果「.......ありがとう。これは返す」
本当にちょっとだけだった。何を見られたのだろうか
無花果「さて、乙統女様から聞いたとおり、律にはここで住み、働く権利をやろう」
『だから、断ったじゃないですか』
無花果「なぜ断るのだ?」
『僕には...一緒に住んでいる大切な人がいます。その人を1人にさせる訳にはいきませんから。断らせてもらいます。』
無花果「そうか...では、そいつを説得したらいいわけか?」
『え?...そうじゃなi』
無花果「分かった。今日は帰っていいぞ。下に降りたら迎えの者を用意している」
無理やり下に下ろされ、中王区を出てしまった。
『簓...』
家に帰ったら話さなければ。
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お久しぶりですね。
また声優さんの推しが増えました。
(江口拓也さんとか!)(木村良平さんとか!)
凛海
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作者名:凛海 | 作成日時:2020年12月12日 19時