数多な異世界と死にかけの道化師

ある楽屋のひとコマ ページ8

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ﾆｶ｢最近いつも以上に一緒だよね｣
いつも通りキスマイとしての7人の収録
その楽屋の隅っこで仲睦まじく
宮田と玉はスマホをみている
ﾀﾏ｢そうかなぁ？｣
ﾐﾔ｢あれ？ニカ嫉妬してるの？｣
首を傾げた玉森に対し
宮田はニヤニヤした顔でニカのことを揶揄う
ﾆｶ｢なんで俺が宮玉に嫉妬しなきゃいけねぇんだよ！笑｣
ケラケラと笑いながらニカは千賀にちょっかいをだしにいく
ﾐﾂ｢そんなことより 宮田 今日の歌番組の時ターンがふらついてたぞ｣
北山の言葉に宮田は少しだけ顔を顰めた
ﾐﾔ｢あぁごめんごめん 昨日足捻ってさ｣
宮田がズボンの裾を捲ると足首に湿布が貼り付けてあった
ﾖｺ｢あら〜 大丈夫？｣
横尾さんが心配そうな顔をする
ﾐﾔ｢大丈夫大丈夫 大したことないし♪｣
スボンの裾を戻そうとした時……
その手を取ったのは 玉
ﾀﾏ｢………いつ？昨夜の戦闘の時…
ﾐﾔ｢玉！！！｣
何かを言いかけた玉を宮田が大声で阻止する
ハッとした表情の玉
もしかして……彼らも(・)異世界人？
ｾﾝ｢玉 心配性すぎない？笑 大怪我でもないんだから〜♪｣
千賀が呑気にそんなことをいう
ﾀﾏ｢……だよね ごめんごめん笑｣
玉は笑いながら用意されていたお菓子を食べる
そんな玉を眉を八の字にして見つめる宮田
その2人をジーッと見る北山
ｾﾝ｢ミツ？どうしたの？｣
千賀がそんな北山に声をかける
ﾐﾂ｢いや…相変わらず宮玉は仲良いなぁって思っただけ 宮田！早く治せよ〜！｣
北山に念を押された宮田は
苦笑いしながらも頷いていた
彼に頼んで調べてもらおう
宮田のこと
恐らく彼は異世界人だ

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