−−− ページ2
・
「これが迷いの森か...」
迷いの森の入口を前に、3人の男が立っていた。
彼らを誘い込むように、太陽からの光が、入口に射し込む。
1人の軍服姿から見るに、彼らは軍の関係者だという事が分かる。
胸ポケットに輝く、様々な種類のバッチを見ればなんとなく察することが出来た。
彼らは何か調査するためにここを訪れたのだろう。
今までに迷い込んできた人数は、数えれる程にしかいない。
皆、ここの森を恐れ、近寄ることすらしないのだ。
ざわざわと木々が揺れると同時に、彼らの髪も揺れる。
だが、まるで時が止まったかのように、彼らは動きを止めた。
それは、何かを追い考えるような。
集中力を研ぎ澄まし、3人の間には沈黙が続く。
流石軍人 と言った所だろうか、
彼女からの微かな視線に気付いていたのだ。
彼女は姿を完全に消し、森の中心地まで戻る事にした。
直後、緑のフードを深く被った男は、彼女が元居た方角へ目線を移す。
それと同時に、視線や気配がすっかり無くなってしまった事に、また違和感を感じる事となる。
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 18人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あめんぼ(プロフ) - 夢喰病さん» 応援コメありがとうございます！(嬉)リアルが落ち着いたら更新スピードをあげようと思ってます…更新頑張ります！！ (2020年3月9日 9時) (
レス) id: 22897bf3ec (このIDを非表示/違反報告)
夢喰病 - 毒舌少女から。無理せず更新して戴けたら幸いですぅ…(何目線) 是非応援させて下さい。更新頑張って下さい！ (2020年3月6日 0時) (レス) id: 582bb38728 (このIDを非表示/違反報告)
あめんぼ(プロフ) - 緋真さん» ありがとうございます！ぼちぼちと更新していこうと思います！(*^^*) (2019年4月2日 2時) (レス) id: 22897bf3ec (このIDを非表示/違反報告)
緋真 - 続きが気になります！頑張ってください！ (2019年4月1日 12時) (レス) id: 84b82eb61d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あめんぼ | 作成日時：2019年3月30日 2時
