私の魔法【REBORN！】 (ページ31)

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『綺麗…』

思わず言葉が漏れてしまうほどの綺麗な星空だった。

ﾏｰﾓﾝ｢Aの目と同じくらい綺麗な星さ。見て欲しかったんだ。｣

ヴァリアーの面々は何も言わなかったが、私の目を綺麗だと思ってくれていたらしい。

『冗談でも嬉しいよ』

ﾍﾞﾙ｢冗談じゃねーし！オレ、Aの目好きだぜ。｣

まぁベル達が言っているのが冗談じゃないことくらい分かるが、少しだけ照れ臭くなり分かってないふりをした。

ｽｸ｢最後は俺かぁ。｣

『スクアーロか！』

スクアーロは不器用だから私へのプレゼントはとても楽しみだ。不器用なりに選んでくれたものはなんだろう。

『小さい箱…？』

手渡されたのは小さな箱。
既視感があったが流石に同じわけが無い。

開けてみると小さな箱の中に星が咲いていた。
可愛いと思い手に取ると、そのプレゼントの正体がわかった。

『ピアス？』

ｽｸ｢あぁ！そうだ。｣

『私まだ穴開けてないよ…？』

そうだと思って、ピアッサーも買ってきたぜ、と言っていた。用意周到すぎる。

『スクアーロには開けられたくないかな…』

ｽｸ｢うﾞぉﾞぉﾞいﾞ！！なんでだぁ？｣

不器用だから少し怖くてスクアーロに開けてもらうのは拒否した。せめてベルかお姉ちゃんに開けてもらいたい。

『うううぅ…こわ…』

開けてもらっている間、スクアーロは手を握ってくれていた。温かい優しさのおかげであまり痛さを感じずに済んだ。ファーストピアスを付けてもらってあとは穴が定着するのを待つだけだ。

『ありがとう！穴が定着したら絶対付けるね！！！！』

ｽｸ｢あぁ。｣

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ピアス→傍にいたい、いつも一緒にいて欲しいということから行って欲しくないけど、任務だから仕方ないというスクアーロの思いを表しています。